ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
[10028035hit]

■本当は楽しくない「セレブ生活」
 ここに1本の超高級ワインがあったとしましょう。ワイン通なら、全財産と引き換えにしてしてもいい、というほどの逸品です。でも、ワインの味がわからない僕にとっては、そのワインを口にするための、テイスティングとか、周りのワイン通のお洒落な薀蓄とか、どう飲んだらいいのだろうかというプレッシャーとか、とにかくいろんな煩わしいことがついてまわるそのワインを飲むくらいなら、気が合う人たちといつもの生ビールを飲むほうがよっぽどいい、ということになってしまいます。いや、「それでも、そのワインを自分は飲んでみたい」という人は多いのだろうし、それは別に、間違ったことではありませんが。

 誰でも一度は「職業を持たずに崇拝され、年間数千万円もお金をもらえる皇族はうらやましい」「いや、あんな制約の多い生活は不幸だ」なんていうことを話題にしたことがあるのではないでしょうか。
 皇族たちは、生まれてから「礼儀作法」に関する教育を受け続けているからまだしも、「成金」なんて呼ばれてしまう人たちにとっては、「上流生活」なんていうのは、けっこう辛いことも多いはずです。そして、そういう歪みみたいなものが、【4万円払えば4万円分の快適が約束されるわけではない。】ことに対して、「じゃあ、400万円ならどうだ!」というような行動に走らせるのでしょうか。
 たぶん、「銀のスプーンをくわえて生まれてきた人々」を除いては、セレブにはセレブなりのストレスがいろいろあるのでしょうし、「セレブ生活」なんて、実際にやってみたら、そんなに楽しくないのかもしれませんね。
 少なくとも、僕は「セレブ」には、向いていないよなあ……

11月02日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る