ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「出てこい!マサルさん」
 確かに、お兄さんのほうは、今は「花田家の長男」としてキチンと振る舞っているのですが、これまでは、相撲協会をやめて芸能人化してみたものの何をやってもうまくいかなかったりしていますし、不倫騒動なんてのもありましたし、その点では、「父親が遺した部屋を継承するために頑張っている」弟のほうが、「親孝行」なのかもしれません。僕が受けている印象では、二子山親方は、「兄のほうがかわいいけれど、弟のほうを評価していた」のではないかなあ、という気がするのです。そして、この二人には、お互いに対するものすごいコンプレックスがあったのではないか、と。
 
 【「男同士、腹を割って1対1で話すことが最善策と思ってきました」】【「テレビの前に出て私の発言に対して、反論するならきちんと反論すべきです」】これは、両方とも貴乃花親方の発言です。世間一般からしたら、これってものすごく矛盾してますよね。でも、貴乃花親方にとっては、「1対1で直接会って話すこと」と「テレビカメラを通じて話すこと」は、同じことなのだと認識されているようです。それって、ものすごく違和感がありますよね。マスコミを通じての「対話」は、あくまでも、お互いに言いたいことを一方的に送りつけているだけなのに。
 普通に考えれば、「マスコミの介在しないところで、直接話をしたほうが、お互いに『手打ち』がしやすいのではないか」と思われます。こうやって大々的に報道されてしまっては、お互いの面子もあるだろうし、なかなか「折れる」わけにはいかなくなりますよね。実は、先に「折れて」しまったほうが、世間的には評価されるものだとしても。
 貴乃花親方は僕と同じくらいの年齢で、父親が若くして亡くなったのに、悲しんでいる時間より、骨肉の争いを繰り広げていく時間のほうがはるかに長そうなのも、正直観ていてせつないです。身内の死に対して、そんな「余裕」があるのだな、って。
 今回の騒動を観ていると、「世間に注目されること」というのは、人間のいろんな感覚を麻痺させていくのだ、ということをあらためて認識させられます。マイケル・ジャクソンにしても、花田家の人々にしても、変わっているからマスコミに注目されるのか、マスコミに囲まれていくうちに、どんどん変になってしまったのか、さて、どちらなのでしょうか……

06月14日(火)
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