ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「みんなのため」と「一人一人のため」の闘争
 ただ、そういう「行政側の事情」も理解しつつも、やはり「死んでしまった小さい子どもの写真」とかを目の当たりにすると「なんとかならなかったのか!」と言いたくなるのも事実なんですけどね。

 「一人一人にこだわりすぎると、かえって一人一人の『住民のため』にはならない」ということもあるのでしょう。もともと、行政側のマンパワーだって限られているわけですから。

 しかし、こういうふうに考えると「公平」というのは、追求すれば追及するほど「個々のニーズに対応する」ということとかけ離れていく、ということですよね。「特例」というのは「不公平」なものですし、

 「公平でありながら、個々のニーズにも対応せよ!」というのは、本当に無理難題なのです。ディズニーランドのような「遊びに来る場所」ならともかく、みんなが好まないような、役所とか病院ではなおさら「特例」に対して寛容になれない場合も多いのです。

 僕たちは、「みんなのため」と「一人一人のため」両立することを常に望んでいるのですが、それは、ひょっとしたら本質的に矛盾しているのかもしれません。
 両立するのではなくて、行き過ぎないように「バランスをとっていく」しかないのだろうけれど、誰も「みんなのための犠牲」にはなりたくないよね…

01月19日(水)
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