ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「大規模書店戦争」がもたらすもの
 しかしながら、あの郊外の中規模書店の雰囲気というのも、なんだかとても捨てがたいものがあるんですよね。街中の大規模書店は閉店時間がけっこう早いし、車で行くにもちょっと不便なんですよね(都会では、どちらにしても車で行くようなものではないんでしょうが)。
 郊外型の中規模書店は、店内にもあまり緊張感がありませんし、本の圧迫感も少ないし。蔵書が限られているだけに、その書店の店員さんの好みが見えるような品揃えだったりもするし、なによりそんなに店内を探し回らずに済みますし。
 実際に、僕の周りの中規模書店でも、ちゃんと「客層を意識した、ちょっとマニアックな品揃え」だったり、「マンガの品揃えはすごい」というような店は、いつも駐車場がいっぱいで、生き残っていっているようなんですけどね。
 ただ、それもある程度の規模があっての話で、商店街の小さな本屋さんにとっては、にっちもさっちもいかない時代ではあるのかもしれません。

 これを書いていて、そういえば、僕が中学生のころに偶然入った小さな本屋が「エロ本専門書店」みたいなところで、すごく気まずい思いをしたことを思い出しました。
 あれも、当時の僕からすれば「エッチだなあ、この本屋…」という負の印象しかなかったのですが、実際は、「そうしないと生き延びられない状況」だったのだろうなあ。
 逆に、蔵書100万冊!とかいうような明るい大規模書店ばかりになると、エロ本とか買いにくいのじゃないかと僕はちょっと心配になってしまうのですが。
 それこそ、「コンビニで買う」か「ネットがあるからいい」のかもしれませんけど。

 ただ、あまりに大型書店ばかりになると、新しく本を読もうという人たちにとっては、かえって間口が狭くなってしまうのではないかな、などと、僕は考えてしまうのですが。

09月13日(月)
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