ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「バカな国会議員」の無限ループ
 年金未納に至っては、国民の4割の未納者は、「そんなに払ってるってのは偉いことのなのか…」と事態の推移を見守っていたと思います。そのうち「公職追放」とかいうことになったらどうしよう、とか。
 国民年金のキャンペーンとしては効果絶大だったかもしれませんが、「お前らはどうせ議員年金もらえるんだからいいよなあ」なんて「やっかみ半分」の面もあったような気がしますし。
 僕は別に、ちゃんと仕事をしてくれれば、年金くらい貰えていいと思うんだけどなあ。
 待遇を良くすることによって、もっと有能な人たちが議員になってくれるのなら、むしろもっと好待遇にしてもいいくらいです。

 最近の「牛歩戦術」とかのバカバカしい映像を観ていると、なんだか情けなくなってきます。でも、その一方で、僕はこんなことも考えるのです。
 「この人たちは、選挙に立候補して議員になることを志したときは、けっしてこんな『牛歩戦術』なんて、ほとんど効果のないパフォーマンスをやりたくて入ったわけではないんだろうな、と。
 もちろん、その「名誉」にとらわれた人もいるのかもしれませんが、その人なりに「日本の将来を憂いて」、自分がやってやろう、と思っていた人たちのほうが多いのではないでしょうか。
 でも、そんな「憂国の士」たちが、議員になったとたんに議場で居眠りし、メールを打ち、汚いヤジを飛ばし、揚げ足を取り合うのです。
 それはそれで、なんだか信じられない話。
 そもそも「牛歩戦術」だって、バカバカしいことはこの上ないけれど、あの年齢の方々が、あんなふうにずっと立ち続けてゆっくりゆっくり歩くのは、ものすごく辛いことだと思うのです。トイレにだって行きたくなるだろうしさ。
 ほんと、そんな気力・体力があるのだったら、もっと有効に使う方法はないんだろうか?
 たぶん、やっている本人たちもそう思っているはずだと信じたいのだけどなあ…

 政治家というのは、本当に怖い仕事だなあ、と感じます。
 「日本を変えよう!」と意気込む有能な若者たちが、議員になったとたんに「党議決定」とか「牛歩戦術」なんてバカバカしい4字熟語に縛られて、ああいう愚かしい集団に埋没してしまうなんて!
 心のうちでは、「今はこうして耐えて、自分たちが偉くなったら変えてやる!」とか思っている人もいるんじゃないかなあ。
 でも、そういうのって部活の「シゴキ」と一緒で、自分が先輩になったら「これが伝統だ」とか偉そうに言って、後輩に「党議決定」を押し付けたりするものなんですよね、きっと。
 「自分たちも耐えてきたから、お前らも耐えて当然」って。
 で、斬新な抵抗手段も思いつかないから、「とりあえず牛歩」「しょうがないから野次」みたいな感じ。
 それじゃあ、何も変わらないのだけど、そういう「悪しき伝統主義」みたいなものは、実際に日本中にあるわけで。
 「日本の政治家はみんな、あんなことをやってバカだ!」とか言っている人の会社では、今日もお決まりの社長講話が行われているのです。

 「政治家がバカだから、日本は良くならない」
 そうやって「バカな政治家」に責任を押し付けて「かわいそうな国民」だと自分を慰めてみても、事態は一向に変わるわけもないんだけどなあ。

 そう思いつつも、そんな禍々しいものには関わりたくないのも本心で…

06月19日(土)
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