ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■大声では歌えない「君が代」
 朝日新聞の人はこう書かれているのですが、逆に僕は、今でも不思議でならないのです。どうしてあの人たちは、サッカー場にいると、あんなに抵抗無く「君が代」を大声で歌ったり、「日の丸」を振ったりできるんだろう?って。彼らも卒業式で「君が代」をあんなに熱唱したりは絶対にしないはずなのに。心情的には、どちらかというと「日の丸」というのは単なるシンプルなデザインの「記号」だと思いますから、あんまりこだわりはないんですけど、「君が代」って、現代日本の国歌として相応しいと思う?
 「サッカーの応援歌」としてなら大声で歌えて、卒業式で歌うのをみんな恥ずかしがるのが「国歌の自然なあり方」なの?
 ああいうふうに、「サッカーの試合だから、テンション上げていこーぜ!君が代だってなんだって歌ってやるぜ!」というのが、本当の「愛国心」なんでしょうか?
 僕は、そういう国民性って、ちょっと怖いなあ、という気がしているのです。
 もちろん、ああいう形でのストレス発散も悪いことではないのだけれど、みんなが歌っていれば、サッカーの応援だからということで「天皇陛下の歌」を大声で唱和してしまったり、ワールドカップで予選を突破したからって、暴動を起こしてしまうような日本人。みんながやるなら、自分もやる。それでいいのか?

 本当は、もっと現代の日本人が自然に受け入れられるような「国歌」があってしかるべきなのではないかなあ、と僕は思います。国歌だからとって、歌詞に納得できない歌を大声で歌うのはイヤだし、もちろん、「サッカーの応援だから」という理由でもイヤです。

 「君が代」自体に罪はないのです、きっと。でも、サッカーの応援ごときで、そんなに簡単にいろんなことに妥協してもいいのかなあ。

 だいたい、独裁国家というのは、国威発揚のために、スポーツ振興に力を入れたりするものだしね…

03月19日(金)
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