ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「年を取ることは、けっして恥ずかしいことじゃない」
でも、今は、さまざまな記録媒体によって「より精製された知識の伝達」が可能となり、高齢者の数も劇的に増えましたから、年寄りの価値は、どんどん下落しているようです。
人間が長生きできるようになったことによって、「年を取ることが恥ずかしい時代」になってしまった現代。
ただね、僕は自分が「年をとってしまったこと」は、そんなに嫌ではないです、今のところは。
少なくとも20歳のときに比べて自分や他人を許せるようになったし、感情の揺れも少なくなりましたし。そして、いろいろな物事を広い視点でみることができるようになったとも思っています。
仕事をしてお金をもらえるようになったし、専門家としてできることも増えました。
残り時間の少なさに愕然とすることが多いですし、イヤなこともたくさんありますが、それでも、人間として社会に適応できるようになって、いろんなものを責めるだけだった昔より、生きるのがラクになりました。
階段を上がるときの息切れは、まったくもって情けない限りですが。
「年を取ることは、けっして恥ずかしいことじゃない」
そう、別に殴り合いをしたり、いつまでも「若さを保つこと」にとらわれなくても、「恥ずかしくない年の取り方」はできるんじゃないかなあ、きっと。
フォアマンや岡部騎手の本当の凄さは、「力で若者に負けないこと」ではなくて、「自分の年齢を言い訳にしない生き方」だと思うのです。
「年をとっても若いだけの人」よりも「立派な年寄り」に、僕はなりたい。
02月19日(木)
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