ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「励ましの手段」としての手紙・メール・電話。
自分の心の中にあるものをどこかに吐き出してしまわないと、気が済まない人。
でもね、少しは、その感情の受け手のことも考えてあげてください。
あなたは即時的に励ましの電話をかけて、それで気分はスッキリ、かもしれないけれど、犠牲者の遺族や仲間は、これからもずっと続いていく現実に立ち向かっていかないといけないのです。仕事中やお葬式の間に、知らない人からの「激励」の電話を何十本、何百本も受けるのって、すごくキツイことだと思います。
感動した、励ましたい、という気持ちはわかります。
でも、親族やごく親しい友人でもない限り、電話はやめてもらいたいなあ、というのが僕の意見です。
手紙やメールであれば、落ち着いてからゆっくり読むこともできるし、遺された人々にとっては、これからの心の支えになるでしょうから。
「励まそうとする自分」の都合じゃなくて、「励まされるべき人々」の状況も考えてあげようよ。
他人を励ます、というのが目的なら、励ます側がラクしちゃダメだよ。
ああ、最後にもうひとつ、
「命を賭けて自分の職責を全うする」というのは、素晴らしい行為です。
でも、避けられる危険であれば、自分の命を大事にする勇気を持ってもらいたい。「死ぬこと」を必要以上に美化しないでもらいたい。
僕が亡くなられた消防士たちの殉職を悲しく思うのは、彼らがもし命を落とすことがなければ、彼らの力によって、もっとたくさんの人の命や財産が守られていただろうになあ、と強く感じるからなのです。
それでも、あえて言わせてください。
勇気を遺してくれて、ありがとう。
06月05日(木)
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