ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■不完全自殺防止マニュアル。
もちろん、医者とくに精神科医・カウンセラーなどは、それを生業としているのですから、そこから逃げるわけにはいかないでしょうけれど、一般の家族や友人にとっては、「俺だって自分が生きていくのに精一杯で、お前のことに付き合ってはいられないんだ!」という気持ちがあって当然だと思うのです。

以下、不完全自殺防止マニュアル。社会が変わっていくのを待つには、あまりにも時間が無さすぎるから。

<周囲の方へ>

 「死にたい」という思考は、一過性のものでなければ、本人の「気の持ちよう」だけでは解決しない場合も多いです。「本人の精神力の問題」ではなくて、病的なものの可能性もありますので、専門家に相談してください。
 せめて、身の回りの人だけでも、なるべく死を選ばないですむようにしてあげましょう。


<死にたいと思われている方へ>
 その思考は、一種の病気であり、あなたが弱いわけでも、悪いわけではありません。
 ただし、急性期には、誰かに相談したり、ネットに書き込んだりしても解決できない場合がほとんどですから、勇気を持って、精神科医やカウンセラーに相談してください。
 誰でも、そのような気持ちに支配されることは、ありうることですし、珍しいことでも、恥ずかしいことでもないですから。
 あなたはたぶん真面目な人でしょうし、他人に頼るのは嫌だと思われるかもしれませんが、病気が重くなってからでは、かえって大事な人に重い負担を強いることだってありえますから。
 
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 しかし、「疲れやすい」「飲酒量が増える」「胃の不快感」などを具体的なサインとするならば、僕も含めて「予備軍」は、ものすごくたくさんいることになりますね。

 それはちょっと行き過ぎなのでは、と最後に書こうかと思ったんだけど、
現実は、予備軍だらけなのかもしれないなあ、とも感じています。

12月13日(金)
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