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にきにっき
by アカネール
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■寝ます。
不意に出る言葉たちはもう過ぎ去ったものへの嘆きの言葉たちだ。
レインは笑った。
腹を抱えて笑いたい気分だった。
それほどまでに、悔しかった。
「まさか、俺に出るとはな。」
死にたいと思った。
死にたいと願ったから、いつもよりもたくさん打った。
「それがな。」
まさか、浄化能力がこの身に宿るとは。
皮肉なものだ。
財団が一番求めていた人材が、財団がいらないと突き放した俺だったのだ。
ひとしきり狂ったように笑った後に、涙が出た。
まだ、死ぬなというのか。
この俺に、浄化しろと。
たくさんの人を苦しめた俺に、たくさんの人を救えと言っているように思えて、居もしない、信じても居ない、神を呪った。
わたし、たかはしひろきがすき。
たかはしひろきさんは、レインのあの服が着れると思うの。
いけると思うの。
Yo-Jin-Boといい。私の心を捉えて離さないつもりらしいの。
(何があった 笑)
04月13日(木)
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