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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■医者になるために
さっきまでカフェで語り合っていた伯耕です。どうもこんばんは。
もちろん相手は同級生の男です。
今日は今までの研究室活動とはかけ離れたお仕事、
介護付き老人ホームで長寿検診作業
ってのをやってきました。
昨日までは心臓血管外科、そして今日1日は老年内科のお仕事です。
というわけで、朝から電車に乗り継ぎ、
さらに駅からタクシーに乗って、山際の某老人ホームに到着。
・・・
ものすごい建物です。
なんか、超高級リゾートマンションみたいな感じ。
老人ホームに足を踏み入れるのは初めてだったのですが、
私の中で「老人ホーム」のイメージがかなり覆りました。
というわけで、恐る恐るロビーの中に足を踏み入れたのですが、
やはり内装もすばらしく立派。
何となく正面を見てみれば、目の前には
滝。
あの・・・ここ建物の中なんですが。。。
早くもその豪華な内装に圧倒されつつ、しばしロビーで待っていれば
顔見知りの老年科の先生方が登場、さっそく検診会場へ向かいました。
セッティングした会場で検診員が白衣に着替え、検診開始。
次から次へと入ってくるじいちゃまばあちゃまに様々な検査をやっていただきました。
私もいくつかの検査を担当したのですが、そのうちの一つが
MMSとHDS検査(※別窓)
いわゆる痴呆の可能性を判定するテスト。
例えば、自分のいる場所の名前やその日の日付が言えない方は
それだけ痴呆が進んでいる可能性があるわけで、
このテストで様々な質問を投げかけて痴呆の可能性を探るわけです。
じいちゃまばあちゃまとの対話を主とするこのテスト、
私はかなり好きだったりします。
というわけで、俺のところにやってきたおばあちゃま。
さて、検査を開始するとしますか。
ええっと、まずはカルテに今日の日付を書いて
・・・日付を書いて
・・・
やべぇ、今日何日だったっけ(汗)。
↑俺が痴呆決定。
カルテ上、俺の手が日付のところで止まっているのを見られたばあちゃま、
にこにこ笑いながら
「今日は5月の22日ですよ。」
「あ、そうですね(汗)。ありがとうございます。」
↑受診者に教えられてる検診員約1名。
ちなみに、なぜばあちゃまが日付をはっきり覚えてるのか聞いてみたところ
↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)
さすが京都のおばあちゃま。
はあ、ダメな検診員でごめんなさい。。。
昼食後も検診が続き、たくさんのじいちゃまばあちゃまとお話しました。
医療の場で大切なのはやはりコミュニケーションだなぁと実感。
夕方に検診を終えると、職員の方にご好意で館内を案内してもらいました。
館内には入居者サークルの作品である絵画や写真が飾られ、
ここでの生活の精神的な豊かさをうかがい知る事ができます。
写真とか、ご老人が撮ったとは思えないほどポップな作品もあってビックリ。
さらに、特別介護棟も見学させてもらいました。
痴呆がかなり重度まで進んだ方々を介護する施設。
スタッフの方々に囲まれて皆さん食事中だったのですが、
そのスタッフの方々が素晴らしい笑顔だったのが印象的でした。
これこそまさに人間愛だとかなり感動。
心臓血管外科という技術命の職人芸に興味を抱きつつ、
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05月22日(土)
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