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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■撤去めげずにエッセイ調
本日は面接の日。
面接希望の生徒がいたので天王寺までお出かけ。
出町柳の駅までいつものように自転車で向かったが、
市営の駐輪場はあいにく満車、という訳で横の道端に駐車して
後輪に鍵を掛けて駅に向かった。
天王寺では1時間ちょっとくらい面接。
帰り際に教務の方に呼び止められた。何かと思ったら
2学期から講座担当一つ増やしていいかとの事。また予定だけど。
しかし後期は俺は解剖実習あるからなあ。どうしよう…。
結局時間を遅くに変えてくれるっていう申し出も受け、了解。
2学期から塾講師も忙しくなりそうだ。
4時過ぎに天王寺を出て京阪電車に乗り出町柳まで帰って来る。
冷房の効いた地下駅から出てくると5時過ぎとはいえさすがにまだ暑い。
市営駐輪場を通り過ぎ、脇道へ入り、自転車を探すが…ない!?
うっそー盗まれたのか?と思って探したら張り紙が。
「撤去しました。」
そうなのです。京都市では違法駐輪自転車は問答無用で撤去されるのです。
京都に来て2年半、友達の語る撤去経験を人事のように聞いてきたが
ついに我が身に撤去が訪れるとは…(泣)。
保管所は市内にいくつかあるんだけど、なぜか撤去された場所から
かなり遠い保管所に持ってかれるのがムカつく。
出町柳なら寺町二条あたりの保管所が近いのに、俺の自転車は
鳥羽街道まで持ってかれたみたい。最悪〜(泣)。
保管所は6時までみたいなのでいっそいで保管所に向かった。
さっき上がってきたばかりの階段を下り、再び京阪電車に乗る。
さっき来た光景が逆に進んでゆくのが猛烈にバカらしい。
しかも特急に乗ったのはいいけど、
丹波橋の一つ前が鳥羽街道だと勘違いしていてた(泣)。
ちなみに丹波橋の5つほど手前が鳥羽街道です。
計画では特急で丹波橋まで行って一つ戻れば近いやと思ってたのに
結果的には丹波橋まで行って5つ戻ることになり時間の浪費。
七条で下りてそのまま普通で行けばよい物を、
特急で早回りしようとしたばっかりに逆に遠回りをしてしまった(泣)。
6時10分前、まさにタイムリミット直前に鳥羽街道に到着。
ダッシュで保管所に向かう。駅から近くて助かった。
しっかりとした保管所を予想してたのに着いてみれば
芝の生い茂る空き地に管理所の小屋が一つ。
周りも建設工事中ばっかりでなんか殺伐とした雰囲気。
結局ここで撤去費用2300円(痛い…)を支払って
我が愛用青いマウンテンは無事戻ってきたのでありました。
さて、今度はここから帰らねばならぬ。
てかおそらく京都に来て自転車でここまで遠くに来たのは初めてだ。
サッカー見に西京極競技場までは何回か行った事あるけど。
ちなみに京都人としては京都タワーは
京都市中の南端のシンボルみたいなイメージなんだけど、
その京都タワーがなんではるか「北」に見えるかねえ(泣)。
さて、自転車をいざ京都市内に向けてこぎだした。
ドリルの音が響き渡る街。あちこちに警戒色の鉄板と白い板が散らばる。
川に沿って曲がりくねって走る道路の交通量は夕方だからだろうか、
思った以上に多く、歩道のない道脇を走る俺のすぐ横を
帰宅を急ぐ自動車が猛スピードで通り過ぎてゆく。
京都市内でありながらここには京都の想起するイメージは何処にもない。
傾き始めた夕日に照らされた鉄道の高架、巨大な団地、
そういった巨大な人工物が視界の中に幾重にも重なり
それぞれ速度を変えて後ろに流れ去ってゆく。
乾いた河原に犬を連れた老人が一人、佇んでいた。
最後の鉄道ガードをくぐると湾曲した道は鴨川と共に直進を始める。
塩小路通りを越えると川端通りのシンボルともいえる柳並木が始まった。
柳の隙間から見える鴨川は時おり澱みながらもゆっくりと南進し、
川端に並ぶ何層もの薄汚れた建築物を静かに映し出している。
伸びすぎた柳並木が何度か俺の体に当たる。
七条大橋を過ぎ、五条大橋へ辿り付くと風景はまた一変する。
東海道という大動脈である五条大橋は莫大な数ので溢れかえり、
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07月25日(木)
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