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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■近つ飛鳥〜王陵の谷巡り
またしても雪が舞い散り始めた。
広い境内だけに、冷たい風が体に堪える。
境内の一番奥に聖徳太子御廟はあった。
聖徳太子御廟。
ここが聖徳太子、そしてその母親の穴穂部間人皇后、
后の膳朗女が葬られているという。
柵を飾る菊の紋章、宮内庁の立て札、全てがここが
神聖な地である事を示していた。
廟の後ろに聳え立つ木々は舞い散る小雪の中、
強風を受けて唸りを上げている。
天を覆うかのような木々のざわめきの下、
俺はその威厳に打たれるだけだった。
自転車の脇でちょっと腹ごしらえをして、
次なる目的地、敏達天皇陵へ向かう。
俺が持っていたガイドと道がちょっと違ってて少し迷ったが、
しばらくして丘を上がる細い道を発見。
小さな町工場の脇に、入る道があった。
みかん畑の続く一本道。
丘陵の上の見晴らしのいい道を歩く。
しばらく進むと道は杉林の中に突入。
その先にそれらしき物が見えてきた。
杉林の中に見える敏達天皇陵。
杉林、そして木々に囲まれた敏達天皇陵。
ざわめく木々の下、いるのは俺だけ。
王陵の地らしい荘厳な雰囲気が漂う。
観光地化されているわけでもなく、1000年以上前から
全く変わることなくそこに存在していたその重みをひしひしと感じた。
あとはどんどん丘を下る。
本当にここは起伏が多い。
またしばらく道を進み、源氏三代の墓やら、
通法寺跡などを見て廻る。
そして最後の目的地、清泉壷井と壷井八幡宮へ向かう。
壷井八幡宮は河内源氏の氏神であり、源氏三代、
すなわち源頼信、源頼義、源義家を祭った八幡宮だ。
この境内には樹齢1000年といわれるクスノキがあった。
巨大クスノキ。まさに鎮守の森。
個人的に「鎮守の森」という響き、大好きなんですが何か?
そういや俺「となりのトトロ」も好きだしなあ。
あとはまた丘陵越え。
登ったり下ったりを繰り返して上ノ太子駅を目指す。
途中、二上山がよく見えた。
向こうに見える二上山。ここは大和の飛鳥の裏側だ。
のどかな丘陵地帯を下り、上ノ太子駅周辺の集落に近づく。
すると、なにやら白い巨大なものが目の前に立ちはだかっている。
なんだこれは???。
どうやら京阪奈自動車道建設現場らしい。
風光明媚なこの地ももうしばらくすれば道路が貫き、
二上山を望むこの景色も分断されてしまうのだろう。
また竹内街道に戻り、上ノ太子駅に到着。
自転車を返し帰途に着いたのでありました。
7時過ぎに京都に到着。
今日の夕飯は寿司だぁ。
といっても贅沢にババーンと、という訳ではなく、
百万遍にある知る人ぞ知る激安寿司屋、かぶき寿司。
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1400円分で、カニ、鯛、エビ、ハマチ、サーモン、鳥貝、
マグロ、卵、穴子、ゲソ、イカ、タコ、シメサバ・・・と盛りだくさん。
結構贅沢した気分で帰ってきたのでありました。
今日の一曲
Working People (スマッピーズ)
久々のスマッピーズ。やっぱバカテク。
01月28日(火)
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