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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■秋の散金的古都旅行其の弐奈良編
入ってメニューを見てビックリ。
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ちょっとねえ。食べる前から引いてしまいましたよ。
味自体は噂通り、激しくニンニクの味がしました。
ニンニクのインパクトは俺が今まで食ってきたラーメンの中でダントツ一位。
という訳で、
今度は息がニンニク臭くなった。
焼き芋と線香に続いて今度はニンニクですか(笑)。
JR奈良駅に到着、大和路快速に乗り、今度は法隆寺を目指す。
この電車、そのまま天王寺やら西九条まで行けるのを初めて知った。
法隆寺駅に到着。時間はすでに午後3時半だ。
拝観時間を考えると、ちょっと急がなければ(汗)。
駅から看板を頼りに広い道沿いに歩き続ける。
貧乏学生にはバスとかタクシーとかという優雅な手段はないのだ(泣)。
20分ほど歩くと、法隆寺に到着。
ここも中学の修学旅行以来だ。
なんか妙に人が少ない。一応世界遺産だよな、ここ。
もしかしてもう拝観時間終了とかいうオチですか?
ちょっと焦って南大門から境内に入った。
白い小石が敷き詰められた境内。
向こうには五重塔と金堂らしき建築物が聳え立っている。
さすがに境内に入ると拝観客もそれなりに。
まずは西院伽藍から拝観しよう。
拝観料1000円を払って廻廊をくぐる。
この廻廊自体も国宝指定であるとは後で知った。
白い小石が敷き詰められた西院伽藍の中央にあるのは金堂と五重塔。
そして廻廊の一番奥には大講堂がどっしりと構えている。
まずは大講堂へ、廻廊の左側から入り、大講堂中心部に入ると・・・
薄暗い中に本尊である薬師三尊像がこちらを見下ろしていた。
大講堂には偶然にも俺だけしかいなかった。
何も考えることなくしばし仏と向き合う。
年月に耐えてきた仏の顔は全てを超越した慈愛に満ちていた。
続いて金堂へ。法隆寺の本尊を安置する聖なる殿堂がここ、金堂だ。
狭い通路から金網越しに中をのぞく。
夕暮れが迫ったこの時刻、中はほぼ真っ暗で
詳しくその様子を知ることは出来ない。
闇の中に輪郭だけ浮かび上がる釈迦三尊像、金銅薬師如来座像、
金銅阿弥陀如来座像、四天王像などの諸像。
気の遠くなるような年月、彼らが見守ってきた人の世の移り変わり、
そしてそのほとんどが国宝指定を受けているという何ともいえない
威圧感が俺にひしひしと伝わってきた。
時間がない!西院伽藍を出て今度は大宝蔵院へ。
ここは法隆寺の宝物庫だ。百済観音像を中心に、
国宝級の宝物が数々所蔵されているらしい。
大宝蔵院へダッシュする途中・・・
鐘が鳴った。
ここは法隆寺。つまり・・・
柿を食っとくべきだった。
平成10年に完成したという割と新しい大宝蔵院に入る。
中は寺院というよりも博物館だ。
明るさを落とした照明、そしてガラス越しに並ぶ数々の宝物。
入ってすぐ、割と小さ目の九面観音像からすでに目は像に釘付けになる。
白壇作りの小像は滑らかな曲線を描き、
限りない微笑みを湛えて静かに立っている。
これに続く数々の仏像のほとんどが国宝、重要文化財指定という事だ。
そして、一番奥にはかの有名な玉虫厨子が。
1400年にも及ぶ法隆寺の信仰の遺産達、
彼らと出会えたことを考えても今日奈良に来てよかったと思った。
仏像を安置するエリアを抜けると、いよいよ百済観音堂に入る。
百済観音像は我が国の仏教美術を代表する仏像でありながら、
法隆寺の寺外から持ち込まれたものらしく、
その前歴が謎に包まれた謎の仏像であるとの事。
そのせいか法隆寺内において、今まで正式な安置場所がなく、
「流浪の仏」と呼ばれてきた仏らしい。
通路を抜けると、天井の高い広間に出る。
そしてそこに百済観音像が安置されていた。
2メートルほど、8頭身のすらりとした姿で観音像は俺たちを見下ろしている。
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11月03日(日)
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