ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6894,閑話小題 〜今場所の総括 …80点!
* 大相撲の総括
◉ 終わってみれば、十両と幕内を上がり下がりの幕尻の地味な力士が、千秋楽
最後の取組で奇跡的に勝利し優勝。 優勝呆けした?白鵬の優勝より遥かに
面白い場所。 他にも朝乃山、遠藤、正代,北勝富士が活躍し、2人の横綱の穴
を埋めたカタチ。東京オリンピック辺りを境に、大相撲も様変わりするはず。
大関・豪栄道は、この場所で息絶えた。数場所前までの三人の大関が壊滅。
モンゴル力士による歪な支配体制は最終段階に…
〜今場所総括は、80点! これで良しとしなければ!〜
◉ 三賞は『初優勝の徳勝龍が殊勲賞と敢闘賞を獲得。33歳5ヶ月での三賞初受賞は
4番目の年長。遠藤は殊勲賞を初受賞。敢闘賞は正代が2場所連続4度目、新入幕
の霧馬山も受賞。北勝富士は2度目の技能賞。条件付きだった炎鵬は千秋楽に敗れ、
2度目の技能賞を逃した。』
◉ 人気の炎鵬が、やはり面白い。バランス感覚が良いのと、白鵬の入れ知恵が、
全身から垣間見れるのが、何ともよい。問題は、大型力士に捻りつぶされた時の
怪我! 宇良の二の舞にならなければ…
◉ 今場所の収穫は、正代が目覚めたこと? 朝乃山、御嶽海、北勝富士、遠藤、
阿災が、これに加わり、丁度良い塩梅である。次世代も芽も生えている。
地道に努力をしていれば、こういう奇跡も有りうるという教訓にもなった。
急折した近大の恩師の霊が降りているのではと思わせる相撲も何番かあった。
33歳の徳勝龍にとって、一生に一回あるか無しかのチャンス。これもなければ!
◉ 以前から、通は,幕下の取組を好むと聞いていたが、この数年、私にも、
それが分ってきた。地味の力士が精いっぱい闘っている姿が。感動もの。
逸材あり、凡庸あり、怪我など訳あり、老化あり、など人生を背負って闘う姿に
味わいを感じるのは。年齢の成せることですか。
・・・・・・
6529,閑話小題 〜初場所の総括
2019年01月29日(火
* 創造と破壊
大相撲は、ダークホースの玉鷲が優勝した。力の割に目立たない真面目な
モンゴル力士。 10日までは、誰もが白鵬の優勝と信じて疑ってなかった。
ところが怪我をして後、再出場した御嶽海にあっさり負けたショックは、
大きかった。大関、横綱が総崩れ。
大相撲といえば、ここで何度も指摘してきたが、朝青龍と白鵬がつくり上げた
『横綱アドバンティジ』。「張手とカチ上げ風肘打ち」と、「稽古土俵上で行う
リンチに似た報復の組合せ」の組合せシステムが、日馬富士の暴行事件で機能
しなくなった。先場所から新たな取り口を模索していたので、何かしらの感動
を覚えていた。それも10連勝まで。一挙に三連敗と相成り、休場に至った。
一昨年の貴乃岩に対する、日馬富士の暴行事件が、根にある。大関以上が、
この恩恵で、勝ち星のベースを積み上げてきた。それが、私でも、把握でき、
その仕組みをネット上に流されれば、権威も何もなくなる。
惨憺たる状態に「貴乃花よ何をしてくださった!」と追出したが、破壊された
大関・横綱の権威の妄想?は地に落ちて、このザマ。あと3ヶ月で平成が終わる。
と同時に、旧態依然の大相撲も、新世代交代が、今まさに起こり始めてきた。
18、19、20歳辺りの若手に有望な力士の一群があるため、何とかなるだろうが…
残留している大関、横綱、さて如何なる?
・・・・・・
6165,閑話小題 〜相撲談義(初場所)
2018年01月29日(月)
* モンゴル人対、日本チビッコ相撲
初場所はジョージア出身・栃ノ心の幕内優勝で終わった。14勝1敗である。
前評判は良かったが、誰も、この力士の優勝を予測する者はいなかった。
いつもは前日までに下書きをしたのを書き加えたり、修正をするが、今回は
ライブの談義になる。 さて御立ち会い!
≪ 熊さん: いや大家さん、八つぁんの講釈を聞いて御蔭で面白かったよ。
大家さん: そりゃそうだ。まず白鵬の『横綱アドバンティジ』が場所前から
問題になって封じられ勝てなくなったな。左張り手と同時に右腕
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01月29日(水)
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