ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6873,閑話小題 〜ミネルヴァのフクロウ ―2
   * この番組が言わんとするところは
 「世界は幼児化している」ことと、「トランプ現象の意味」である。
そこに、イランNO2の暗殺である。これはトランプの読み違い。それに乗じて
イスラエルが、イランの核施設を徹底して破壊する可能性がある。下手をすると
三次世界大戦の起爆になる可能性も含む。トランプは、大統領選と、弾劾裁判の
対策にルビコンの川を渡ってしまった! イスラム対ユダヤ・キリスト教の戦争に
様変わり、すなわち三次世界大戦の可能性まで発展する可能性がある。
アメリカ・ファーストは、白人ファーストであり、白人第一主義のエゴまるだし
のこの狂信的極右の人物を頭に頂いた結果が、この致命的ミス。何やら大量の
ブラックスワンが、静かに到来してきた。 …あの三人の含み笑いが聞えそうな。
   〜番組の主旨は〜
《  ◉ 世界は幼児化に…
 この番組で、心理学者の加藤諦三が、世界は幼児化に動き出していると提示。
< ベルリンの壁崩壊。それらは歴史の流れの変化を感じる時代。「冷戦終息?」
に見えたが、その裏で人々の心の中では<幼児化が、隠れて進んでいた>よう
 そして今、その隠された幼児性が、少子高齢化となって表に現れてきた。
アメリカ、イギリス、日本などと地域は違っても、中東もまた幼児化した。
その典型がテロ。フロムの言うごとく。テロは、母親固有の、最後の病理的段階。
幼児性の間接的表現の典型的な例である。今の世界において、々は、情報化社会
の技術的発展のスピードについて行かれなくなった。歴史の発展はアンバランスに。
 パリ協定離脱、シリア撤退などトランプ大統領をはじめとする政治家の視点の
少なさ。「得か損か」と言う、恐ろしいほどの視点の少なさ。  指導者の
「視点の少なさという幼児性」が、国民の隠されていた幼児性を刺激した。
  ◉ トランプ現象の意味
トランプの唯一の信念は、経済的利益の哲学であり、今までの民主主義的
価値観の否定である。アメリカ独立についての「エマソンのコンコルド賛歌」の、
「レキシントンの一ッ発の銃声が世界を回した」と言う言い方を参考にして
言えば、トランプの絶望が世界を変えた。アメリカ・ファーストだけに反応し、
世界に責任を持たなくなっている。アメリカ大統領が、世界にたいして何らの
連帯感や義務感を持たない。アメリカが歴史上初めて楽観主義から悲観主義に
変った。 》
 ―
▼ これは世界の重心が中国に移動しつつあることに通じる その意味で、
 地政学的からみて、日本の優位性は当分は続くとみてよい。情報化の潮流は、
中国にとって有利。「サラサラな流砂の民」の国民性を、ネットが世界の国内外
を細く結びつける。そして集中すると、甚大な力になる。ミネルヴァの見たのが、
三次世界大戦でないことを祈るしかない。中国、北朝鮮を見せつけに脅す計算が
あるとしても相手が悪い。アメリカ極右には、カーター元大統領の失態の恨みも。
後記:2年前にも、同じような文面があった。アメリカに踊らされている     だけなのか。とにかく、気違い?に刃物? こんな人物を大統領に
   する民主主義とは何だろう? でも、中国、北朝鮮より、まし?

・・・・・・
6144,閑話小題 〜熊さん、八つぁん、珍問答、再び −2 新春談義
2018年01月08日(月)
   * 新春談義 ‘一触即発の恐ろしさ’
八つぁん: 大家さん、今年も大変な年になりそうな雲行きですね。秋口に
  アメリカ下院選が行われるため、起死回生を狙った朝鮮戦争も考えられる
  雲行き。100万単位の死者も覚悟の上に… 一触即発状態じゃないですか。
大家: 北朝鮮の金様の自爆覚悟の瀬戸際戦略も、これでは、一つ狂うと日韓
  を巻き込んだ破滅に至るよ。 ますます開戦は避けられない雲行きだね。
  一番利益を受けるのはプーチン、トランプ、習主席と、世界中の軍事産業。
八つぁん: 日本も非常な危険状態に置かれている。平和ボケした日本人には、
  東北大震災の数倍、数十倍の戦災状態のイメージが出来ないんだよ。

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01月08日(水)
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