ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6871,閑話小題 〜今年は如何なることに?
* ランク落ちの不景気感が出てきた!
消費税の増税、台風19号と、朝鮮問題と、アメリカ大統領選挙と弾劾裁判、
米中貿易摩擦と、首都圏直下型地震の可能性も含め、ここにきて、本格的な
不景気感が出てきた… これにイラン革命防衛隊司令官の殺害で、全面戦争の
危機も加わった。私たちの生活レベルにも何やら重い空気が漂い始めてきた。
まず中食・外食にシビアに出てきた。冷蔵・冷凍技術の進化で、小規模企業、
一般店舗内からの冷凍が可能になり、一般に向けの直接宅配が可能になった。
実質賃金の減少が、外食より内食に流れる傾向に…。それとアメリカの農産物
の貿易自由化圧力が増して、農水産業界の衰退が深刻な事態に。
無理を重ねたアベノミクス。2〜3月辺りに株式の大変動がなければよいが。
トラちゃんの思考経路からして、アメリカ大統領選向けと、弾劾裁判の目線
逸らしに、意図的に戦争と貿易摩擦を仕掛けるのが危ない。小・ブッシュに
様相が似てきた。
――
* ゴーンよ、焼きがまわったか
何やら安物の映画さながらの脱出劇。欧米人が一番、嫌う癒しさが露出。
この男だけでなく、グローバル社会の良識が問われる事件。リーマンショック
で、誰も獄に入ることなく、被害者は大衆だけに終わったケースからして、
うやむやに終わるのだろうが、これは下手をすると欧米にとって歴史的汚点。
ゴーンの行為の中に、この会社を私物化してきた男の全てが凝縮している。
これは、ルノー、日産、三菱自動車の顔を泥で塗る行為。しいては、レバノン、
仏国に対しても言えること。保釈中の出国は、脱獄と同じ。それ自体が罪その
ままを認めたことに… レバノンにゴーンの逮捕、強制送還が可能かどうか?
ゴーンの中に、レバノン難民、フランス市民、そしてグローバル市民?の、
それぞれの顔が垣間見れる。 逮捕、強制送還が落としどころだが…
としても、日本も甘い。
・・・・・・
6507,閑話小題 〜つれづれに、武田鉄矢の
2019年01月06日(日)
* ここは渋谷の『どん底』坂
ネット検索でみつけた武田鉄矢の、仄々?とした『どん底』の逸話が良い。
『あ〜、これが、どん底って奴か』と思うこと屡々。ところが、次々とやって
くる難関に、それが何もどん底でなかったことに気づかされた。学生時代に
カーネギーの『道は開ける』を読んでいたことも、20,30歳代の難題を切り
抜けるヒントになっていた。大家族の末っ子のプラス・マイナスそのままが
身にかかってきた。私の場合、必ず人生のヒントを得ていた。次つぎと思いも
よらない難問が立上り、無我夢中で立ち向かう。 中心点さえ外さなければ、
何時の間にか解決する。そこにあるのは、寂寞感と、人の温かさ。ある時は、
新約聖書への邂逅。ある時は大本教の出口王仁三郎の教え。それらを経験する
度に、勘どころが解ってくる。
――
ー武田鉄矢の< 何を?つったら『ここ、どん底』 >―
「どん底」のキーワードで検索して出てきた何とも味わい深い話。
振りかえみれば、人生の妙は、どん底の時節にヶ躓いた石の痛さの中に…
大学浪人の時とか、金沢の武蔵が辻の店で沈みこんていた時に、優しい声
を掛けられフラッとした刹那に、<何も反応できなく、見過ごすしかない失意の
自己嫌悪とか…> しかし、それが、本当に「どん底」だったのだろうか?
と最近、疑問に思うようになっている。しかし、その失意の中からマグマが
湧出てくることも確か。 〜武田鉄矢のどん底の逸話とは…〜
≪ 〜海援隊で仕事がほとんどない頃、メンバー3人で「売れっ子ごっこ」を
やっていた。たまに入った仕事終わりに「この後の予定が入っていますから」
と言ってダッシュでスタジオを飛び出していく芝居をしていた。
【皿洗いのバイト帰りに妊娠7か月の女房と笑いながら登った貧乏坂】
あれも一種の女房の芝居かもしれないけど、紅白を出た次の年にまったく仕事が
無くなってさぁ、給料4ヶ月間無いんだ。「いやぁ、こりゃダメだな」と思って
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01月06日(月)
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