ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6092,閑話小題 〜白鵬の制限時間前の立合い
   * こともあろうに
・昨日の栃煌山と白鵬の取組で、こともあろうに白鵬が制限時間前に立合い、
張手をした。その日の解説が栃煌山の師匠。「時間前の立合いは、二人の呼吸が
あった場合はあるが、これは不可解」とコメント。 明らかに日馬富士に対する世論
への憤りをぶつけた横綱の立場を利用したパフォーマンス。視聴者の多くは
気づいたはず。乱打事件、報じられた内容と事実の誤差があるかもしれないが…
・「何で貴乃花親方が、ここまで迷いもなく頑なに、被害届を出したのか?」
< 朝青龍が追放された後、本場所に入場しよと来館したとき、入り口で親方が、
身体を張って入場拒否をした経緯がある。その数日後、モンゴルの大使館員を
連れて、入場してきたのには驚いたが。 優勝争いが日本人力士となると、
モンゴル人には、日本人贔屓への怒りが増すのも分からないでもない。
「日本出身力士」の 優勝が10年もなかった現実の中では贔屓も然もあらん… 
その怒りが、この事件の背景がある。>
・まさか本場所中の事情聴取とは、異例だが、白鵬の証言などで、事実が歪め
られる可能性を考えると、これは当然。 こうなれば、日馬富士は引退だろうが、
下っ端力士の怒りが、白鵬憎しの一点に向けられる可能性もある。もう往年の
力量は無くなっているため今場所の優勝は難しく? 同時進行のドラマ仕立だ。
・ここで昨日「日馬富士の引退など、もっての外!」と書いたが、撤回、引退
に追込まれる可能性が大になった。白鵬も無言を保つべきだったが、これでは、
本人の引退問題にも恕リがってくる。本来、大相撲に外国人力士の入門容認が
正しかったのか?の原点に立ち戻って考える時期に来ているのでは。
 神事面ではバツ。興業では○。格闘技の面白さでは○。
・やはり特別扱いは止めておいた方がよい。暗黙の貸し借りが神事の特徴なら、
勝負の談合も、あって然るべき? 神楽、歌舞伎の要素が強い勝負事だから… 
貴乃花親方の頑な態度も「大人げないか? ヤクザの出入り調になってきた。
一般からすれば、面白いが、如何でもよい芸能スポーツのネタ話でしかない。
御隠居の身分で、ますます世俗に浸っていく自分が滑稽。 これが私ですか!
・としても、年齢もあるが、やはり <許してやって、頂戴!> になる。
先場所、3人の横綱の休場の中、前半戦の絶望的な中から、優勝に辿り着き、
横綱の体裁を保ったのだから。「あなたたちの時代は終わった!」などと、
言い放てば、当然、あの怒りも当然といえば当然。貴乃花の次期理事長も、
相討ちということで終わってしまった? 平成終わり頃の、相撲談義の一席!

・・・・・・
5725,技術的特異点 〜B
2016年11月17日(木)
            『人工超知能が人類を超える』台場時生・著
  * 生物的進化のゴールは「手、口、頭の獲得!」
 ここで、<生物的進化のゴールは「手、口、頭の獲得!」>という。
現時点の具体的ゴールの一つが、スマートフォンと、ネットを如何に
使いこなすかにある。情報機器と、ネットシステムのとどまることのない
進化に日々に驚いているが、これが最近、加速を始めているようである。
  〜その辺りを要約すると〜
《特異点問題を考える際に重要なことは、人工知能開発だけに的を絞って議論
するのではなく、人類や生物の進化といったより大きな観点から議論を行うこと。
例えば「人類700万年の進化史から見たときに、技術的特異点にはどのような
意味があるのか?」、「人類の生きる意味は何なのか?」、さらに
「私たちは人類の最終的な未来に何を求めるか?」といったような哲学的
かつ根源的な議論にまで立ち返る必要があります。
 そこで、宇宙の始まりから現在に至るまでの進化の過程を振り返り、
その中で「生物進化におけるゴールとは何か?」について考える。
本書で、「手、口、頭」を獲得が生物進化における一つのゴールとみなす。
・外界を操作できる「手」を獲得することで道具を操り、
・多彩な音を出せる「口」を獲得することで言葉を話し、

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11月17日(金)
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