ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6062,閑話小題 〜小池の誤算
   * 大いなる判断ミス
・あと4日で衆院選挙が実施される。安倍首相の疑惑隠しと、民進党の自壊に
つけこんだ解散であることは自明。「希望の党」の設党の勢いからして、
「もしや?」の可能性もあったが、舞上がった小池が大失敗をした。民進党が
自民党一強体制の破壊のため頭を下げ、解党までして合流しようとした矢先、
「左翼と、元・元首を、さらさら入党させるつもりはありません!」の一言
で、自民党大敗の流れが大きく変わった。安倍打倒で結束していた対立軸
がブレタのである。その一言で、私も「小池はダメ!」と変心をした一人。
白け、冷静になったのである。結果論になるが、「まず全て取り込み勝利し、
その後、解党なり、排除すれば良かったのである。
・それに第二次朝鮮戦争の勃発への危機感が日ごと高まりもある。北朝鮮に
とって核弾頭ミサイルの脅しには日本ほど好都合な国はない。やり返せない
のである。開戦ともなれば、首都圏と原発基地近隣の被害は甚大になる。
最も心配していたのが自宅から30キロ先にある柏崎刈羽原発への攻撃だが、
この緊迫した世界情勢の中、大国とわたり合えるのは、安倍首相しかない。
皮肉にも拒否された左翼系のグループの立憲民主党が予想以上の伸び。
私は、まだ誰に投票するか様子見… 安倍首相と小池とれば、「希望」より
政治経験の深い安倍に傾くのは自然の理。となれば「政権交代はない!」。
 <稼働をしてない原発は、空箱と同じ>と知り、安堵。興味本位で言えば、
今回の総選挙ほど物語に満ちた選挙はない。 小池もタレント議員上がりの
都知事の器。それだけでも充分に御立派。今は「万一」に備える時節になる。
 恐ろしいのは戦争の惨劇がリアルに世界中に垂流されること。それと難民!

・・・・・・
5695,閑話小題 〜県知事選の結果に
2016年10月18日(火)
  * 県知事選の結果には驚いた
 先週の木曜日に近くの従兄が亡くなったこともあって、県知事選と、
長岡市長選を全く忘れ、むろん、その結果も知らなかった。翌朝になって、
家内から「森市長が負けた」と聞いて、耳を疑った。 家内も、
「昨夜半、森市長が勝つと思っていたので選挙結果に吃驚した!」という。
 忘れてなかったら、長い目で、森市長に投票と決めていた。その直前まで、
アンチ建設省で米山隆一に投票に決めていたが、改めて自頭で考えてみて、
長岡市長として実績と、安定した業績を考えて比較したところ、森市長が、
県知事に向いていると判断を切替えていた。
 以前、30年間、新潟駅前で事業をしていたこともあり、県知事関係者から
相談を受けた大学ゼミの後輩の「道路アクセスと経済効果」の専門家に、
「停滞する新潟県の発展には何をしたら良いか?」と、相談され、
即座に、「新潟駅から新潟飛行場までの新幹線の延長」を提案した。
そして、有志を集めて、その利点を幾つかあげて議論いるうち、新潟駅と
空港を結ぶ沿線に多くのプロジェクトの絵図が浮かんでいた。
 元建設役人の森市長なら、それを熟知しており、最後の政治生命をかけた
政策としたと推測される。
 米山新知事、新潟が今も昔も、「江戸の天領」が見抜けるか疑問である。
泉田知事は、その重要性に気付いてなかった! 気づいても、プロジェクト
を推進するには実力不足を自覚していた? 僅差でもない結果は、国家として?
原子炉再開に慎重な泉田知事を追い落とした自民党に対する反対とすると、
新潟県民の良識は満更でもないと知った。もし、安倍政権が自滅の道を歩む
とすると、この知事選挙が大きな道しるべになる。17年前に、新潟県知事
を、泉田と、森の何方かを選ぶかの自民党の裁定が、泉田。今から思うに、
森の方が遥かに、新潟県にとって良かったのでは。 
 それからしても、『森県知事』が、『米山県知事』より、良かったはず。
17年前の市長選で、『米山長岡市長』より『森長岡市長』が良かったように。
市長、県知事は、住民にとって未来の選択。 東京都知事選挙のように。 
ただし、米山隆一には県知事としての「大化け」のノビシロを持っている?

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10月18日(水)
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