ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6035,閑話小題 〜米国・トイザらスが倒産
* ネット社会到来の象徴
<米国・トイザらスが倒産>のニュースには驚いた。
日本の法人は、今のところ大丈夫だが。 〜ネット新聞によると〜
【 かつて玩具業界の巨人と言われたトイザらスが9月18日、米連邦破産法の
適用を申請して破綻した。負債総額は約52億ドル(約5800億円)と報道。
アマゾンでの玩具の売上が、2016年に四半期あたり40億ドルまでに膨らんだ
一方で、トイザらスは2013年以降、利益を生み出せていなかった。ただし、
トイザらスにも失地回復のチャンスはあった。
世間がドットコムバブルに沸いた2000年、アマゾンとトイザらスは10年契約を
結んだ。これはアマゾン上でトイザらスが唯一の玩具の販売業者となる契約で、
トイザらスの公式サイトをクリックするとアマゾン内のトイザらス専用ページ
に飛ぶ仕掛けになっていた。この取り組みは当初、アマゾンとトイザらスの両社
にメリットをもたらすと見られていた。しかし、アマゾンはその後、トイザらス
が十分な商品を確保できていないことを理由に、他の玩具業者らをサイトに招き
入れ始めた。トイザらスは2004年にアマゾンを提訴し、10年契約を終了させた。
そして2006年に自社サイトを立ち上げた。しかし、その後のトイザらスの動きは
遅すぎた。 トイザらスの場合は今年5月になってようやく、Eコマース事業の
立て直しに向け、今後3年間で1億ドルを投じるとアナウンスした。しかし、
彼らの取り組みは遅すぎたとしか言えない。
最新の統計では米国人の90%が今も実店舗で買い物を楽しんでいる。しかし、
小売業者を破滅に追い込むには、残りの10%が実店舗での購入をやめるだけで
十分だ。米国では今年に入り、靴の販売のペイレスシューソースや、子供服の
ジンボリーらが相次いで破産した。トイザらスがもっと早く、大きな投資を
ウェブ向けに行っていればこの事態は防げたはず。
トイザらスもまた他の小売業者と同じ破滅への道を歩んでしまった。】
―
▼ ネット社会・到来を象徴するニュース。先日、スポーツシューズと、
デニムのベレーを衝動買いする直前、「いや、ネットを見てから!」と
思いとどまり、検索すると、まず出てきたのが『Amazon』の販売コーナー。
見ている内に、「まあ後で」になったが、勿論、より気に入ったもので、
安価のものが次々と出てきた。iPhoeが手元にあれば、その場でも、検索可能。
となると、実店舗の販売は大変だ。まだ米国人の90%が今も実店舗で購入して
いるというが、この流れは止まらないだろうに。
ネット販売が「2割」を超えると大問題というが、それも、近未来に間違い
なくやってくる。 Amazonが何で書籍関連からネット通販を始めたというと、
「本が一番、手軽だったため」。他にも様々な分野の小売の大型書店、靴、
子供服の大型チェーンが、ネット店舗の影響で倒産が続いている。面白い!
といえば面白いが、ベストの商品と、システムしか残れないことになる。
・・・・・・
5668,【賢者の言葉】B 〜ショーン・スティーブンソンの言葉 ーC
2016年09月21日(水)
* 『傷ついている人は人を傷つけ、癒されている人は人を癒す!』
5年前からの一連の中で、倒産をした者に対する『差別』は思いの他、大きい
ことを実感してきた。『被差別民』の扱いである。自分が逆の立場の時は、
「終わった経済敗者」として、排除された人と特別視をしていた。
資本主義社会なら当然、経済難民と見られて当然。カラスが、生きもが弱点を
曝すだけで、攻撃を加えるのと同じ。で、その先頭に立つのが、「下位にあって、
無為に過ごしてきた人たち」。なぜか、直接攻撃をしてきた人たちが、2〜3年内
に、家族か本人が、事故か、大病などのアクシデントが起こる。これは、今回
だけでなく、これまでの節目でも経験してきた。「傷ついている人こそ、二人称
の人の不幸に、己の傷口が疼くため」である。「他人の傷口に、自分の血を
塗り込みたいその衝動が、自らの毒になり、家族に異変が生じる。
<他人を指さす時、親指は上に(天の理)、他の3本の指は己を指している>
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09月21日(木)
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