ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6018,閑話小題 〜空を飛ぶ
* 旅客機を別として、空中を飛んだことは
旅行先で空中を飛んだのは(旅客機を別として)、
・バンジージャンプを二度。<ニュージーランド、南アフリカ>
・パラセーリング(パラシュートで、ボートに引っ張られ空中を飛ぶ)
を二度。<フィジー>
・気球を一度。<ケニア>
・ヘリコプターを二回。<イグアスの滝と、ビクトリアフォールズ>
・セスナ機を3度、<マッキンレー、テーブルマウンテン、ナスカの地上図>
飛んでみた。
空中を直接、飛んだ経験は印象に強く残る。 圧巻はバンジージャンプ。
極限でのリアルな恐怖体験は、呼吸困難になるほどの異質の体験である。
何とも優雅なのは、南アフリカの気球からの景観。
書き残すことの秘儀が垣間見れる。 私にとっては、魂の刻印になる。
――――
ーH0705
バンジージャンプ
(ビクトリア滝)
ナイアガラの二倍の落差のビクトリア大瀑布に息をのみ、そのまま進むと
ジンバブエとザンビアの国境を結ぶ小説等で有名な鉄橋がみえてきた。よく
みるとバンジー・ジャンプで丁度人がとびおりたところであった。思わず
“私もやりたい!”今年の5月にニュージランドで43mの高さを挑戦!
今度はその二倍以上もある。現地案内人の黒人女性も、私の気迫におされて
OKの返事! 一度国境を出てまったく無国籍の橋の上へ。 国境警備員も
本当かと何回も念を押した。 そして……。飛び込み台に立って気がついた。
「高さと恐怖心は正比例である事に!」氷つく恐怖心!後ろをふりむいて
“やっぱりやめた!”という一瞬の気の迷いを振りほどいてジャンプ!
何と次の瞬間思いもよらない脳の奥より声!“目をあけてみてみろよ!”
何とそこには高速道路で170qのスピードで車をはしった時の世界と同じ
ような空をとんでいる感覚。いやに緑の木々の印象の強い光の中をつきぬけて
いく風景がみえてきた。さらに恐ろしいのは50m位の中間で何分か宙づりに
なり、橋まで再びひきあげられるまでの恐怖であった。
(次はヘリコプターよりのジャンプ!と思い立ったが… 断念をした)
――
(ニュージランド、クラフトチャーチ)
四十三mの渓谷の吊橋より足首に一本のゴム紐をつけて飛びおりるゲーム、
まさに“身も氷るおもい”そのものであった。
あの飛びこみ台は死刑台と同じ感覚ではないかとその瞬間思えた。
立って下を見た瞬間まさに金縛り。自分は何でこんな事をしてしまったのか。
自分がここより飛びおりる?… 本当に恐怖のどん底とはあの瞬間であった。
そういえば現地の日本人ガイドが私の申し込みに四回も私の目をみて念を
おしたのも頷けた。
――
H0609
ケニア・サファリ紀行(U)
@ 国立公園よりナイロビへの帰り道(雨あがりの泥々のいなか道)を
命がけで四時間、つきぬけた、その時の赤茶色の大地と緑の森の
コントラストのすばらしさと、
数十km先までみえた広大な地平線も生まれて初めて見る光景だった。
そして小学校の近くを走っている時みた、
子供達のあどけない愛嬌のある目と顔も忘れる事ができない。
A 野生動物も、今まで動物園でみたのと全く違うものだった。
毛色の光沢、目のかがやき、悠然たる動きが、あの大地を背景として
自然と一体となり絵になっているのだ
B早朝の牧場の乗馬もよかった。
新鮮な空気と草の臭い!
その帰りの車で、前方に10人あまりの若い男達が必死な形相で走っている。
その後を、一頭のバッファローが追かけている。我々の車が間に入って
その場は収まったが・・。離れバッファローは非常に危険だとか!
C気球より見たアフリカの広大な草原。
下を見るとシマウマの群、他に目を向けると、気球に驚いて逃げている
二頭のライオン。そして、気球を降りての食事。
乗客三人に対して、10人のスタッフ。そして一応、機長もいる。
360度の展望の中での食事が、格別美味しい。
D掘っ立て小屋のイメージだったロッジが、実際は高級ホテルであった。
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09月05日(火)
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