ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5938,閑話小題 〜4k8kテレビの世界 〜8 
   * 有機TVとは 
「究極の没入体験」の実現を目指したと、ソニーのうたい文句の
「有機TV」が発売された。早速、家電店の店頭でみてきたが、去年暮に
 発売された4kTVと少しだけ立体的だけで画質は大して変わりなかった。
  〜そもそも有機TVとは何ぞやを検索すると…
≪ 有機ELテレビとは、電圧をかけると発光する性質を持った材料を、
 ディスプレイに使ったテレビのことをいいます。この発光する材料には、
ジアミン、あんとらせんという有機物が使われているので、「有機EL」
という名前が付いていて、別名「有機エレクトロ・ルミネッセンス」とも
呼ばれています。 有機ELテレビで使われている有機物は、電圧をかける
と有機物そのものが発光するので、テレビのディスプレイを非常に、薄く
することができます。
従来の液晶テレビでは、画像を表示するディスプレイが前面にあり、
発光部分が後ろにあるバックライト方式のため、有機ELテレビのように
薄くするには、限界がありました。またプラズマテレビでも、ディスプレイの
後ろに放電スペースや、蛍光体を配置する必要があり、液晶テレビと同様に、
ある程度の厚みが必要になります。 しかし、有機ELテレビは、自発光の
ためバックライトや放電スペースが全く不要になるため、ディスプレイの
厚みを3〜4ミリ程度まで、薄くできるのです。
 その他にも、有機ELテレビには、
・コントラスト比が高く、画像がクリアで発色も良い
・応答速度が速いので、動画も滑らかに表示される
・消費電力が少ない
・プラスチックなどで、ディスプレイ本体を作ることができるので、
曲面で使用したり、折り曲げ可能なテレビやディスプレイもできる
などのメリットがあります。≫
≪ 今、有機ELと液晶を比較すると、有機ELは画質に優れ、超薄型の格好
 良さも魅力です。デメリットは、比較的高価で、画面サイズを含め、製品の
選択肢が少ないことです。一方、液晶は、家庭用テレビとして長い歴史があり、
絶対的な明るさ、価格や画面サイズを含めて自在に選べる製品の豊富さなど、
まだまだ魅力は多いものです。
・照明を充分暗くして映像美を優先するなら「有機EL」を、
・日中、直射日光が差し込むような明るいリビングなので明るく鮮明な映像を
 得たいなら「液晶」を選ぶと良いでしょう。
今後、有機ELは構造がシンプルなため、壁に貼り付けるような超薄型や、
さらなる低価格化が期待できます。一方の液晶も技術開発が進んでいて、
現行の有機ELを超えるコントラスト性能も視野に入ってきました。≫

▼ 評論家によると、コストなど考えると、現在は4kが買い時で、有機TVは、
 次の買いかえ時の7〜8年先辺りか。 ソニーの有機TVの謳い文句、
「究極の没入体験」。毎週、シネマ館まで、わざわざ行くのは、この没入体験
を味わうためだが、寝室に独り籠り、ドラマ、映画をみるのは、「没入体験」
を深めるためだったことになる。
 ところで、シャープが「8kなみの4kTV」となうったのを7月に売りだす…
<フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K対応テレビ「アクオス」の新製品。
4Kパネルを使用しながら、4Kの4倍の画素数の「8K」に匹敵する超高画質が
特長。しかし80インチのみで値段が168万。>まだ尚早のようだ。
 追)「なにか、特に最近、内向きのテーマばかりだね」の声が聞こえて
きそうだが、実際、映像のバーチャル世界に没入すると、現実と、非現実の際
の面白い世界が出来上がり、そこにいることで、心を充実させる現実がある。
 これが21世紀? ISあり、北朝鮮の何あり、アメリカ孤立主義あり、中東
の欧州への大量避難民あり、新たなネット世界の構築あり… 大激動の波の
ウネリは、ますます大きくなっていく。

・・・・・・
5573,突然、余命宣告を受けました ーB
2016年06月18日(土)
            『あの世へ逝く力』 小林玖仁男著
   * 言葉のチカラが、心を救う
 言葉の力は絶大である。【心の傷を通して、あなたの優しさが沁みてくる】

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06月18日(日)
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