ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5922,閑話小題 〜何か、ほろ苦い話
* 地獄の沙汰も金次第
・再び、地元長岡的な「嫌がらせ」…。玄関のチャイムが鳴るので、出ると、
80歳位の茫洋とした老人が「鉄瓶などがあったら譲って下さい」と。そして、
たまたま玄関わきに置いてある「銅板」を指さし、「これなど売りませんか」と。
唖然とし、怒鳴りつけ追い返したが、怒鳴るほどでもないと後で反省?。
老人とは、これ自体が酒の肴の武勇伝になるため。 「銅板」の言葉自体が、
骨董用語。とすると、やはり石ぶつけ。「お宝鑑定団」で、知っている?
・二年前にも「庭石を何かを売りませんか」と、庭師風の60歳位の男が来訪。
ニベモなく断ったが、後になって腹が立ってきた。要するに石ぶつけ。当たれば
もうけものの魂胆。それと「参加型の嫌がらせ」と、いうところ。常識値の
一桁の値を信じさせる詐欺師そのものの、魑魅魍魎の暗黒の世界だから、面白い。
・「嫌がらせ」と言えば、こういうことも。ある二次会で「こういう飲み代、
その都度、奥さんから貰ってくるの?」だと。素朴の問いだが心臓に突き刺さる。
・「貧すれば鈍する」と思い立った相手から、詐欺ぎりぎりの搾取。母親が、
親しい友人の高価の骨董に狙いをつけ、安値で買った自慢していた。知って
いる人が、知らない人から、口八丁手八丁で買うのが、この世界は許される?。
成る程、古物商が、石ぶつけに来るわけである。<地獄の沙汰も金次第…>か。
「実は私も知らなかった」という言訳が出来るからである。
いずれの世界にも、ドブネズミが隠れ住んでいる。「ドブネズミ!」と気づく
のは、後になってから。 これが… 闇は深い。
・・・・・・
5557,アメリカに見る貧困問題 ―A
2016年06月02日(木)
アメリカの人口の32000万人のうち、6500万人が『低所得者向け食料費補助』
を受けているというから、「2割」が受けている。 それに対し日本の
「相対的貧困率」は16%は、別に驚くことではない。日本には生活保護がある。
貧富の格差の問題で、まず考えるは、自分の子供に期待するのが、第一歩になる。
韓国、中国では、将来の夢を子供に託して、お受験が激化している。日本では、
一時期、「ゆとり教育」を採りいれてしまった団塊世代の子供たちの弊害問題。
それが、そのまま、格差として表立ってきている。
* 後半の16〜30 から
『アメリカの貧困と格差の凄まじさがわかる30のデータ』(2014/3/データ)
≪16. 一人当たりの平均資産では世界4位に入るアメリカも、中央値はランク外。
17. アメリカの5人に1人の子供が貧困線(1人当たり、1日1.25ドル)
以下の生活を送る。6人に1人の老人が貧困線以下の生活を送る。
18.アメリカの子供の貧困率は世界で2番目。日本は9番目に高い。
19.アメリカは先進国の中で最も相対的貧困率が高いが、日本も高いグループ。
(相対的貧困とは「ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の
全人口に占める比率」であり、この率が高いほど格差のある社会といえる。
20. 2012年、1か月以内にフードスタンプ(低所得者向けの食料費補助)
を受給したアメリカ人は6500万人に上った
21.アメリカの子どものホームレスは約120万人。半分を6歳以下が占める
22. 食事を無償で提供する場所に通うアメリカ人は2006年より46%増加した
23. 上位1%の富裕層が、世界資産の38%を保有している
24. 世界の80%の人は所得格差が拡大している国に住んでいる
25. 先の金融危機の1年後、上位25社のヘッジファンドは総250億ドルの収益を得た
26. ビル・ゲイツが持つ資産は500億ドル。これは世界140国の年間GDPより多い
27. アフリカ大陸の国の資産をすべて合わせても世界の総資産のうち1%
28. アメリカで上位0.01%は平均所得2734万ドル。一方下位90%は平均3.12万ドル
29. アメリカ下院議員で100万ドル以上の資産所持者は58%。
なお、100万ドル以上の資産保持者はアメリカ全体のうち1%にすぎない
30. 上位5%富裕層が、アメリカのすべての消費のうち37%を行っている
――――
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06月02日(金)
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