ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5790,貧富の拡大が更に!
〜「下位36億人」と「上位8人」が同額資産
国際非政府組織(NGO)は2017年1月16日〜、
格差には驚かされるが、ごく一部の勝組の総取りが現実であり、それ以外は、
余り豊かではないが、周辺だけは、その一部の分け前が与えられる。高度情報
社会(ネット社会)は、こういうことになる。年々、その格差は大きくなり、
止まることはなくなる。その最たるロボット化が人間を阻害する時代が、より
顕著になり、その利益は、ごく一部の者たちに絞られる。2000年前の世界では、
一般市民にはローマ劇場を与えられ、演劇や、剣闘士の戦いなどの娯楽を与え、
市民を慰撫していたが、今ではTVとスマートフォン、タブレットの中に納め、
家の中で幽閉されるようになっている。 で、その大元を抑えているのが、彼ら
という縮図が、格差の数字に端的に現れだされる。
〜この内容とは〜
≪<世界で最も裕福な8人と世界人口の貧しい半分の36億人の資産額が同じ>と
する報告書を発表した。この報告書は、スイスのダボスで17〜20日に開催される
世界経済フォーラム(ダボス会議)に先駆けて発表された「99%のための経済」。
資産額の上位8人の合計金額は4260億ドル(約48兆7000億円)に上り、米マイクロ
ソフトのビル・ゲイツや、フェイスブックの共同創業者マーク・ザッカーバーグ氏、
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏らが名を連ねる。
オックスファムが1年前に発表した報告書では、世界人口の半分に匹敵する資産
を保有する富豪の人数は62人とされていたが、インドや中国などに関する富の
分配のデータが明らかとなり、試算し直したところ、2016年では9人だった。≫
また、
≪貧困と不正を撲滅するために世界100ヶ国以上で展開する英国の非営利団体、
オックスファムは最新の報告で、世界中のトップから1%の富裕層の持つ資産の
合計が、それ以外の99%の資産の合計を超えました。
そして、2014年1月にBUZZAP!では「世界で最も裕福な85人が人類の貧しい半分の
35億人と同量の資産を握っている」とした記事を掲載しましたが、2年後の現在
ではこの数字はさらに先鋭化し、最も裕福な62人が人類の貧しい半分の人口と
同量の資産を握るまでになっています。この数字は2010年には388人であった
ことから、より富の専有が進んでいることを明確に示しています。
オックスファムはこの偏りの大きな原因として、無税富裕層や企業の資産を誘致
するために税金を無税もしくは極めて低い税率にしている国や地域「タックス
ヘイブン(租税回避地)」を名指しで批判。タックスヘイブンの存在によって
富裕層や大企業が本来所属する国に支払うべき税金から逃れることで、社会保障
や医療、教育などの公共サービスや富の再分配が正常に行われず、富裕層や
大企業のみが肥え太る原因になっているとします。
また、格差拡大の背景には労働賃金の国民所得に占める割合の低下も指摘されて
おり、最低賃金を生活賃金の水準に引き上げ、男女間の賃金格差を解消すること
も提唱しています。さらに、政府は大企業やロビイストからの影響を最小限に
抑制し、徴税対象を労働者と消費行動から富裕層と資本利益へとシフトすべき
であるとしています。≫
――
▼ この流れは、止まることなく続き、何らかのカタチで、破壊活動が起こる。
その一つが難民問題で、これは、まだ序曲で、世界的規模で、拡大する。
貧富の問題の、とりわけ問題は最悪の状態に置かれた難民の冬場の処遇。
5年前に、舟板一枚下を覗いてみたが、そこは今まで想いもしなかった世界が
あった。サメの群れが口を開け、鋭い目と歯が不気味に光っている闇の世界。
元もと、そこにあったが、落ちようとしたからこそ、見えた世界である。
別段、騒ぎたてることもなし、誰も最期は<死>という舟下の海が待っている。
とはいえ、99%より、1%の方が、本音、良いもの!
〜これまた偶然、去年の同月同日に、同じようなテーマで書いていた〜
・・・・・・
5424,閑話小題 〜世界の貧富
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01月21日(土)
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