ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5781、スポーツジムにて
   * スポーツジムにて
 スポーツジムでエアロビとヨガに参加している自分が何か不思議な気がする。
通い始めてはや6年近くなるが、旅行か、腰痛か、風邪気味で休んだ以外、ほぼ
休んだ記憶がない。昨年暮れに1300回参加の記念品を貰った。ジム全体が開放的
にレイアウトされていて、雰囲気が健康的なのが良い。実は、こういう公共の場
が好きではないが、健康にはかえられない。 
 ジムなら1人では出来ないエアロビも、指導者による誘導で集団でポップスの
音楽に乗るなら可能になる。個人的接点を最少にして、挨拶も会釈どまりで、
沈黙を保つようにしている。開店以来6年も通い続ければ、主のようなもの。
城下町社会の悪臭?も少ない。 滞在時間は2時間〜2時間半。レジャーランド
と割切れば、最適な空間。 時たま、当てつけの言葉や嫌な視線を感じるが、
『良いこと3に、良くないこと1つがこれ!』と内語で唱え平然としていれば、
それで済む。気にするから気になるのであって、気にしないなら、それで済む。
ここに来ている限り、老化は最小? その場は社会の縮図そのもの。夫婦連れ、
親子、仲間連れ、単独者など様々。 職業も、リタイア、主婦、パートの合間
など、様々。 このジムは<初心者向け>が売り。平日コースは、現役が皆無
のところが良い。
 ヨガは、一回45分間行われ、平日コースの時間帯で週5回、3〜4回の割合
で参加している。これは、修行という感はなく、エアロ風ヨガと素人向け。
50人枠が、ほぼ満席で、火・水曜日は、予約チップを事前に取りにいかないと
参加できないほどの人気。腰痛対策のセルフマッサージに最適。 精神的にも、
癒される。会費が月6千円、週5日、20日間で一日300円は価値がある。
★ 追文)書き終えた後、HP内検索に<スポーツジム>と入れたところ、
 以下の過去文があった。まあ、真面目に書いていたものだが、その背景の
心象風景の実感と、自分の息遣いが心に染みてくる。

―――
2016/11/15
閑話小題 〜スポーツジムで聞こえてきた風景
  * スポーツジムで聞こえてきた風景
 30年間、自宅のある長岡と新潟間を新幹線通勤をしていたこともあり、
スポーツジムなどの公共の場で、横目線の会話を聞くことは、同級会を
除いて殆ど無かった。あとは居酒屋とスナックと、年2回の海外ツアー先の、
旅仲間位である。ところが、スポーツジムは、種々雑多の世界の真っただ中。
夫婦連れ、親子、友人同士や、単独で黙々とスケジュールをこなす人など、
水平視線の社会観察が、なかなか面白い。 その幾つかというと・・
・いつも同じエアロに参加している中年女性が、数日、休んでいたが、
知人と話す内容が、「<数日前に、1日だけ腰痛治療で入院した。医者に、
家に居ると、家事・雑用など動くので、入院をして横になりなさい>
と言われた通り、一日中、病室で寝てきたが、成るほど調子が良い!」とか。 
 5月と11月は定期的に腰痛が重くなる我が身。雨が続くと、早朝のチャリ
乗りが出来ないため、早朝3時間はパソコン前に鎮座することもあってか、
その直後の家の移動は、前屈みの姿勢になる。腰痛は、「とにかく横になる
のが一番」というのは経験から解っていたが・・
・つぎは、ロッカールームで聞こえてきた話。
「今日、これが終わったら、1人で湯沢に一泊の湯治に行く予定。 
安宿だが、独りで何もするでなし、酒を飲んだり、風呂に入ったりする。
その宿は私のような一人客が多い。ストレス解消に、こうでもしないと!」
人様ざまのストレス解消法があるようだ。
 ポイントは、単独で、日常世界から一歩出てボッとすること。
・ジムの『平日、昼間コース』には、中高年の女性が中心。
水商売風、家庭の主婦、パートの合間に来る人とか。そこには唯我独尊の
大阪風オバサンも来ている。 
 ロッカールムで、隣の初老の男が知人にボヤク内容とは、
「さっき、ヨガの予約チップの最後の1枚を取ろうと手を出したところ、後ろ
からオバサンが大声で、『その1枚、私の!』と言われ、思わず手を引っ込めた。

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01月12日(木)
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