ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5768,閑話小題 〜年末のテーマは、貧困問題が多い
   * 年末のテーマは貧困のテーマが多い
 年の瀬がつまってくると、毎年のように『貧困問題』を書いていた。
万一の備えがあればこそ、会社清算後も今までと大して変わらない日常を
過ごすことが出来ているが、一歩間違えると自分の問題でもあった。
既に25〜30%の同期の男たちが亡くなっているが死は貧困問題より大問題。
 私自身、せいぜい生きて3〜7年? 死んでしまえば経費はゼロ。不安でも、
死んだ先の経費まで考える必要もない。死に関しては一寸先は闇。出たとこ
勝負の年齢になった。
 家制度の社会構造が大きく変わろうという昨今、貧困問題も他人事ではない。
比較的裕福な地域で、目を背けたくなる具体的貧困話は少ないが、実態は酷い
のだろう。生き残っている身近の人は、3割がカツカツ。3割が普通。3割が
比較的裕福。1割が裕福である。その人が生きてきたそのままが経済に出ている。
首都圏に拠を置いたサラリーマン系の人生を生きてきた人たちは、比較的裕福
そうだが? 地方の自営系や、転職を繰り返した人にカツカツの人
が多い。還暦、古希をこえた貧困は身に染みる?
その中で女性の貧困問題は老若とも厳しい。特にシングルマザーは惨憺たるもの。
また都会サラリーマンも、表向き良さそうだが住宅ローン、子供の教育費など、
多くの残債がある。 サラリーマンにはランクがあって、親元の資産の大小が、
裕福を決める大きな要素という。それにしても、3割の人が預金ゼロは厳しい。
 としても、死んでしまえば、それまでよ! 人と比較しないことである。

・・・・・・
5403,グローバリズムという病 ーB
2015年12月30日(水)
              『グローバリズムという病』平川克美著
   * グローバリズムに対する純朴な問いかけ ーB 
 グローバリズムを主導するアメリカの経済支配下にある日本は、TPP
合意で、更に大きく変わろうとしている。敗戦による勝者のアメリカが、
日本人を「薩摩芋からバナナ」へ改良?されてしまったのが現時点である。
(バナナは表皮は黄色で中が白色) で、薩摩芋は見たとおり。
韓国のようにアメリカにガンジガラメにされ、海外移住希望者が7割以上と
いう国。近い将来、似る可能性がある。 〜以下は前回からの続きである〜
≪・昔の賢明な方々、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、
 いくらあっても満足しない人のことだ」
これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。
国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。
私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、
みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて
見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
・私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人
ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が
私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は
食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。
・私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。
そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働に
なった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。
なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。
毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になって
いるのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。
・そして自分にこんな質問を投げかけます: これが人類の運命なのか?
私の言っていることはとてもシンプルなものですよ: 発展は幸福を阻害する

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12月30日(金)
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