ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5741,なぜ本を読むといいか? 〜5
<本を読む人だけが手にするもの>藤原和博著
* 読書の継続はキャリアをつくる
身近で分かりやすい金持は、医師と歯医者。特に開業医は数千・数億万の
収入という。 羨ましい限りである。他に弁護士、公認会計士、不動産鑑定士や、
国家公務員の資格を持って業に専念すれば、数千万の収入を得ることが
可能になる。その為には、基礎教養を含めた継続した読書が必要である。
〜その辺りから〜
≪・1時間の報酬が最も低いのは、飲食店や小売店などパート・アルバイト。
地域によって最低賃金が違うので一概に言えないが、平均すると概ね800円〜
1000円といったところ。
・このやや上の水準に、いわゆる非正規雇用の労働者層が広がっている。
年齢によって、幅が広くなるが、正社員のビジネスパーソンや公務員の年収を
年間総労働時間で割って時給換算すると、だいたい2000円〜5000円の間。
・課長職や部長職などのマネジメント職になると収入が増えるが、会社にいる
時間のほかにも接待など、実質的な労働時間が長くなっている。したがって、
時給がこの範囲を超えることはほとんどないといっていい。
・そして、その上には企業に雇われていない専門家が入ってくる。 例えば、
人気ある弁護士クラスで3万円程度、外資系コンサルタントの雄、マッキンゼー
のシニアコンサルタントで8万円ぐらいになる。
〜こう見ると、日本人が普通に
働いたときの時給は、フリーターの800円からマッキンゼーの8万円まで、
100倍の範囲に収まってくる。1時間あたり報酬が1万円を超えたところから、
私は「エキスパート」と呼ぶことにしている。 ・・(略)
一方、さまざまな仕事のなかで時間あたりに稼ぐ効率が最も高いのは講演。
ビル・クリントン氏のようなアメリカの大統領経験者になると、1回の講演で
数千万円を稼ぎ出す。 大統領や首相経験者でなくても講演は稼ぐ効率が高い。
日本の有名人クラスは、1時間あたり100万円になる人もいる。≫
――
▼ 上記の事実は直視したくないが、この時代、親がかりの幼児からの読書習慣
による論理能力と、天才教育、いや秀才教育のベースがないと、キャリアには
なれない。家系からの恒産が、子供の恒心をつくるのが、現実である。
社会は、不平等、不公平、不自由、憎しみにより出来上がっている。
だから、建前としての、<自由、平等、博愛>を高らかにいうしかない。
とはいえ、自分の内面には、その徳を積上げておくのが教養。
孤独の部屋を持ち、そこで独学するしかないが、外には、外の世界が広がって
いる。で、私が行きついたのが、「個人主義」。これはこれで、維持するのが
難しい。「大変な人」そのものになる。個人が確立しにくい閉鎖社会では、
「和して同ぜず」は、逆になりがちになる。「付和雷同」でないと、生き辛い
のが事実。フワフアした雷同も、目先は楽しい。「何の取柄もない」が、
ベストの世界は、互いに掴みようが無い畜群になる。所詮、その一匹でしか
ないので、こう書いている。「世界は広く、深い」のに。
で、偶然だが、以下に文脈として続いていく。
・・・・・・
5376,武器としての決断思考 ーA
2015年12月03日(木)
ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
* 人間を自由にするための学問を ーリベラルアーツ
高度成長期は、20年以上も昔におわり、今では時代は氷河期に入ろうと
しています。そこで選ばれし者同士の熾烈な戦い生じてくる。そのための
明らかなエリート教育が、これである。著者そのものが、更に選ばれし者。
自分自身の経験を、筋立てて教えればよい。 〜その辺りから抜粋〜
《 リベラルとは本来「自由」を意味する言葉で、アーツとは「技術」。
すなわち人間を自由にするための学問である。その基礎としての教養は、
10〜20代の若い時にそのベースをつくっておくべきである。
教養の起源は、古代ギリシャにまでさかのぼります。
当時の社会には奴隷制度があり、奴隷と非奴隷を分けるものとして、
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12月03日(土)
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