ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5719,閑話小題 〜アメリカ大統領選挙 〜A
* アメリカ大統領選挙の結果
トランプが、選挙直前のインタビューで、『以前、私も大統領選に出馬した
ことがある。早そう負けたが、戦った相手が、勝つために出来もしないことを
平気でいって勝ちあがっていた。勝つため、投票してもらうための方便も必要。』
との話を聞いて、「何だろう、こいつは?」と呆れた。当選の翌日、早速、
デモが起き小競合いが起きる選挙などは、何とも滑稽。
〜ネットサーフィンをしていると、以下の面白い記事が載っていた。
≪ トランプ氏を泡沫候補と侮っていた時から「99%大統領になる」と
断言していたのがジャーナリストの木村太郎氏。なぜ“予言”できたのか。
今後の日本への影響も含めて聞いた。
【・僕が初めてトランプが大統領になると直感したのは昨年12月。
当時の報道を見て、彼の暴言の数々は、米国人が言いたくても声に出せない
ことだと感じたからです。移民や経済格差の問題にしても多くの米国人が心の
中で思っていた。それを率直に表現したからこそ有権者に響いたんですよ。
・先月取材のため、米国に行ったのですが、トランプ勝利を確信するとともに
大差もあるんじゃないかと思いました。有権者に「どちらに票を入れるのか」と
聞くと、最初は言葉を濁す。投票に行かないという人もいた。
・でも、よくよく聞くとトランプ。「なぜ隠すのか」と聞くと「マスコミが
想定するトランプ支持者は低所得の白人で人種差別主義者で女性蔑視の人たち。
隠さない方がおかしい」と言う。だから調査会社の質問にも多くの人が態度を
明らかにしませんでした。「隠れトランプ支持」の数は想像以上と思いました。
・日本にも大きな影響を及ぼしそうです。先日米国で、トランプのアドバイザー
に会いました。彼によると「米国は世界の安全のためにいろいろな国を助けて
きたけど、もうできない。悪いけど手を引くよ」というのがトランプの基本的
な考え。おのずと日米安保は考え方を変えないといけなくなります。
もしかしたら沖縄の基地がなくなってしまうかもしれない。
・それによって憲法改正の議論が甘く感じるくらい、日本人はこの国をどう
やって守るのか、本当に血を流して戦うのかという議論が現実的になると思う。
もちろん、そうじゃない選択もあると思います。でも、国としての方針を真剣
に考えないといけなくなるのは間違いないと思う。あと、TPPは間違いなく
やらないでしょう。実際、オバマ政権もやる気はなかったと僕は思っています。
・心配なのは、トランプがあまりにも目立ち過ぎなことです。レーガン元大統領
は就任2カ月で暗殺未遂があった。そうならないことを祈りたいですね。】≫
▼ 今、思いだしたが、10年ほど前にトランプが主張した本音そのまま、
「そう遠くない将来、アメリカが原爆保持を認め、一国として、独立した軍隊を
認める」という方針転換をする可能性がある・・云々」を、評論家が言っていた。
それは一国として当然のこと。結局は、原爆所持が独立の条件。北朝鮮の原爆
保持は当然といえば当然。「北朝鮮も、日本も同じ脅威。なら、日本も原爆を
持って、自国を守ればよい。何でアメリカが守らなければならないのか?」と
いうのも、当然の理。もう、太平洋戦争から71年以上も経っている。
東北大震災よりも更に大きな大地震と、津波の発生に例えられる激震になる。
〜たまたま4年前と6年前に、以下のようなテーマで書いていたが、今から
みれば、まだまだ、優雅の世界でしかない。良き時代は終わってしまった!
・・・・・・
4257, しまった! ー6
2012年11月11日(日)
* 人は、あまりに楽観的過ぎる!
ーしまった!「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン著
人は楽観的の方が気楽で生きやすい。しかし、それが人生に失敗をもたらす
大きな危険を呼び起こすとしたら、問題は別。バブル崩壊後の失われた20年
は「根本問題から目を背け、経済成長に戻る」という楽観論に惑わされた結果。
根本問題は、東西対立が終わり米国が地政学的に日本に対する特別待遇の
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11月11日(金)
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