ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5682,瞑想とは 〜3
          <ボケない!脳が若返る「めい想パワー」SP
                 2016年9月28日(水)午後7時30分>
  * 瞑想の目的は何だろう?
 瞑想とは何か、その目的とは何かについて考えるため、ネットで、
 <瞑想の目的>と検索すると、明快にまとめた内容があった。
≪ 瞑想の目的は、悟るため? いえ、そうではない。悟りたいと思って瞑想
 している限り永遠に悟りなどやってこない。むしろ神経過敏になる分だけ、
ろくなことなどない。 瞑想は、ただ、「気づき」のための時間である。
「気づき」と言うと、何かすばらしいことに気づくための時間と誤解する人も
いるかも知れないが、これまた誤解を招きそうである。言い方を変えてみよう。
英語で言えば"be aware of"、つまり、「〜に気付いている状態」、または
「目覚めている状態」とでも言ったほうが近い。ただひたすら、自分の周りで
起こっていることを、そのまま感じるための時間である。
 「ヴィパッサナ」という瞑想法がある。自分の呼吸を見ることだけに意識を
集中させる。吸う息、吐く息をじっと見つめる。40分間くらい自分の呼吸を
見つめることができるようになれば、とりあえず合格。 しかし、時間を
はかったりすれば、それは呼吸以外のことに意識が行っているわけだから
失格になる。しかし、あまりかたいことを言う必要などない。とりあえず自分
の呼吸を見つめていればよい。「無心」になろうとすることもない。
雑念がわいてきたら、それも悪くはない。そのうち色々と考えることも出るが、
それも無理に止めることもない。
 ただ言えることは、瞑想をするに、最初から何かの具体的な目的は持たない
ほうがよい。目的のない時間を取り戻すことが目的かも知れない。
皮肉なことであるが、瞑想状態のことを言葉で表現しうようとすると、
いつもこうなってしまう。 とりあえず40分間、ヴィパサナができるように
なったら何が起きるのだろうか。 何か良いことがあるのだろうか。
 これには、私はあるともないとも言えない。まずよいことなど何もないと
思っておいたほうが間違いない。少なくとも、瞑想中には99%、何も起きない。
清浄で、「目覚めた時間」を作りだすための稽古の場にすぎない。瞑想では
悟ることなどできない。特に、瞑想で悟りたいと思っているのなら、まず絶対
悟ることはできないだろう。
 もしあなたに何かのお悟りがやってくるとしたら、それはSEXをしているとき
かも知れないし、庭を掃いているときかも知れない。芋を洗っているときかも
知れない。金魚が泳いでいるのを見たときかも知れない。それは私の知った
ことではない。そして、あなたの知ったことでもない。
 Who knows it?  誰にもわからない。しかし、ひょっとしたら何かが起きる
かも知れない。 たぶん、やって損はないとだけ言っておこう。何が起きるかは、
起きたときのお楽しみ。≫
▼ この7年間、早朝のポタリング時に、大手大橋でヒキチャリをしている。
地球の芯に『球芯様』と命名し、橋の途中から、話しかけて対話をする。
幼稚だが、その会話が面白い。 <球芯様、おはようございます!>
≪ オウ、お前か。お前を通して、周囲の景色を見るのが一番の楽しみじゃ!
 ジックリと、見回してくれ。それが私を呼起した見返り。それにしても、
ワシに命名し対話を求めるのは御前ぐらいじゃ。大体が、人間は、どうでも
よい細かいことに気が向きすぎじゃ。もっと大自然に、そして道理に、無心に
なりなさい。 ≫ <それにしても絶景ですな> ≪ 慣れるとは、恐ろしい。
この美しさを、そのまま味わいば良い。それがワシにとっての解放になる。
この川のせせらぎ。 飛遊する鳥たちの姿。 遠くの山々。そして、陽光と、
雲の織りなす美しさ。 こうして御前が、私に見せてくれるのは有り難い。
この見返りは、世界の絶景の場に、お前を導くことになるのさ。 ≫ 
 この内語の対話も一種の瞑想になる。この景色の美しさに気づいたから。
世界の絶景を数知れず見てきたため、地元の絶景に気づくことが可能になる。

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10月05日(水)
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