ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5640,女はギャップ 〜②
<「女はギャップ」名越康文 (著)>
* 女の鎧はプライド
〜テーマから離れ、女性の心根を、私の持論で論じてみる。
さてお立会い!〜
≪「男はギャップ」という切り口で、「若い女性の心の鎧」を脱がせるには、
< 気楽に褒める、安心感を持たせ、優しくすること、身方になること。>
美人ほど、プライドを満足させる言葉や態度で表して欲しいようだ。
鎧を堅くするのは、< 下ネタと、女性蔑視と、嫌らしい視線と気持ち。>
「自分は特別な存在」と心の奥で信じて疑わない。 つくづく思うのは世の中、
不平等に出来ていること。 女性は、価値が外形で決まるから複雑になる。
男としての第一歩は、センスと美貌を褒めること。簡単そうだが、タイミング
が難しい。更に、言葉以前に好意を持つこと。 これだけは簡単!
そのためには、気持ちが自由であること。
世の中、「不平等で、不自由で、憎しみで満ちている。」その別名が「世間」。
特に、女子供には、強い。 それから解き離れるには、心が、自由で、平等で、
博愛を求めてなくては・・
自由を求めれば、平等と博愛が希薄になり、
平等を求めれば、自由と博愛が犠牲になる。
博愛を求めれば、自由と、平等のバランスが崩れる。
女の鎧はプライド。このたった一つの拠りどころが、最後の砦。
特に若い時は、自尊心が異常に強い。褒め言葉は、その確認のため、
絶対に必要なこと。ところが、それが意外と少ない。だからこそ、
軽く褒めてやればよい。 まず、一人あたり3回。それがベース。
女性の気持ちをコントロール出来れば、世界を支配できるという。
それほど、複雑怪奇で、得体の知れないのが女心。女性はシンデレラ・
コンプレックスと、ファザー・コンプレックスがベースにある。
現状の世界から、外に連出してくれる相手が欲しいのである。
これは結婚した後も、心の底で燻っているが、その人は現れない。
で、最後は、諦めで、思いの他の人と妥協して、結婚と相成る。
旦那として姉たちの中で一番条件は揃っている姉の一人が、結婚10年も
した頃、『今でも、王子様が白馬に乗って迎えに来てくれると思っている』
と、のたまったのを聞いて、思わず顔を凝視したことがあった。
女性にかかわらず、人間は、それぞれが、小さな殻の中で、窒息しそうな
殻の中で、必死に息をしようと蠢いている存在ということ。 ヨガに週3〜4回、
4年半に亘って参加しているが、これは、一時でも、人間の身体に押込まれた
魂を開放しようとする試みでもある。プライドは大事だが、それに囚われる
のも、自分を不自由にする。<「掃溜めに鶴」の私。どうすれば開放されるの>
が、おんな心の偽らざる本音だろう。 この妄想から、いつ開放されるのか?≫
▼ 以上!
・・・・・・
5274,クオリア再構築 ー①
2015年08月23日(日)
ークオリア再構築〜島田雅彦:茂木健一郎、対談集ー
森の生活(現役)からサバンナ(御隠居)に移動して、過去を振り返ると、
分岐点の判断に対しての後悔が出てくる。現場では、取り返しのきかない
ことや、逆に適切な判断などが、思いやられる。 しかし、現在の私は、
その多くの過ち、成功の結果の現れ。だからこそ面白い。鋭い対話集である。
* 取り返しのつかないことやってしまう現場 ー島田雅彦
≪ たった一度の過ちが運命を大きく左右する。
タイムマシンで原始時代に出かけ、美しい花を一輪摘んで、現代に戻ったら、
世界は滅びていた、という話があるが、人生も同じだとしたら、身がすくむ。
過去を振り返る時、いくつもの転機があったことに思い至る。たとえば、
妻に浮気がばれた夫は、あの時、携帯電話を机の上に置いておかなかったら、
隠し通せたのに、と考える。大きな契約を逃したビジネスマンは、あの時、
話題を政治に振らなければよかった、と後悔する。事故に巻き込まれた人は、
あの時一本早い電車に乗っていれば、避けられた、と嘆く。
しかし、誰もが占い師ではないのだから、今この瞬間の行為があとで取り返し
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08月24日(水)
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