ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5603,恋愛心理学 〜⑤ 私の実感の美女論
          『美人の正体』〜越智啓太著 
    * 私の美女論
 女性は20〜24歳にかけて、美しさがピークになる。後は下がる一方だが、
その実例を姉達などから、<花の命は短かけれ>を見知っていた。20歳代に、
三重、神戸、金沢、千葉、東京などの地域で、それぞれの土地柄の美人が
青春を謳歌していた。あの一瞬の輝きは、一時的なものでしかない? 
一番のピークの時期に、早々、売りつけられて、後は、下がる一方の
奥方を一生、面倒を見ることになった男たちの悲鳴が聞こえてきそう!
 ところで、美容評論家の斉藤薫が、著書で、
< 私が街で振り返ってしまう女性は、いつも決まって同じタイプ。
   清潔感と色気がきっちり7対3の女たちである。> という。
 それを前提に、清潔感のあるファッションと、小物を身に付けるべしと!
女性の化粧は、本来、欠点をカバーするもので、アンバランスを調整する
のが基本。ブランド品でバランスを保つこと自体に疑問符があるとか。
〜そこで、ネットで「美人顔」を検索すると、
 「美人顔と思われる6つの条件」が出てきた。
1.肌がツルツル、スベスベ!
2.綺麗な目をしている・・・二重、一重は関係ない!
3.鼻筋がスッとしている
4.鼻と口の距離が近い
5.いつも口角があがっていて表情が美しい
6.顔全体のパーツのバランスが良い
 しかし美人全員それぞれのパーツを合わせると、逆にアンバランスな顔で
不自然な顔になる。美人顔は、各パーツが完璧な形を持ち合わせているので
はなくて、‘バランス’が良いためである。
 万人が「この人綺麗!」と思う顔とは
1.顔の縦、横の長さのバランスが良い
2.目、鼻、口など各パーツの位置関係が良い
3.目、鼻、口など各パーツの大きさのバランスが良い事が条件
 と言われている。
―――
あれだけ美人と騒がれた当時の美智子皇后も、現在、冷静にみれば、
少し可愛い程度でしかない。美の基準も、年々、変化する際物。
室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふ もの 」
ではないが、「ふるさと」を「お美人」に置換えると、何故か納得。

・・・・・・
5238,窃盗専門の「泥棒刑事」 −④
2015年07月18日(土)
              『泥棒刑事』 元三課部長刑事 小川泰平著
   * 泥棒の前科を嫌うヤクザ者
 泥棒と強姦罪と痴漢は犯罪者の中で、地位が最も低いというが・・ 
その中でヤクザが上位というのが合点がいかない。娑婆で、徒党を組んで、
弱者を苛め、恐怖という虚構でショバ代を取るのだから、忌み嫌われるて当然
と思っていたが、あにはからずである。娑婆の世界が、そのまま持込まれて
いるようだ。恐怖心の洗脳は、それだけ強いということ。 〜その辺りを抜粋〜
≪ ヤクザという人種は"男気"とやらを売りにしている関係上、格好をつける
輩である。彼らにとってみれば泥棒などはアウトローの片隅にもおけぬ、極めて
せこい存在にすぎない。実際、刑務所などでは泥棒、つまり窃盗犯は服役者の中
でも最も下位に位置し、受刑者の中で軽んじられている。刑務所内では受刑者
たちは暇に任せていろいろな話をする。そのときまず話題にのぼるのが犯行歴。
つまり「何をして刑務所に入ったのか」ということだ。
 一般的に雑居房ではさまざまな犯罪者が一緒に暮らしているが、そこで威勢
のいいのがヤクザ者。そしていちばん肩身の狭い思いをしているのが窃盗犯、
つまり泥棒である。刑務所のみならず留置場などでもそれは同じである。
泥棒は強姦犯や痴漢と並びどこへ行っても、肩身の狭い思いをする存在。
だが、ヤクザの中にも窃盗の前科前歴をもつ者がけっこういるのである。
その多くは、本物のヤクザになる前の不良時代のものだ。彼らは不良時代
や暴走族時代、何らかの窃盗事件で捕まっている者が意外と多い。
大半がオートバイ盗や部品盗、なかには事務所荒しや、出店荒しといった侵入盗
の窃盗前科をもつヤクザもいる。しかし、本物の組員となってからは泥棒に手を

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07月18日(月)
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