ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5436,人生で最も大切な技術 ー⑯ 自分の一番の敵(苦脳)への即効薬は
       『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * 自分の一番の敵(苦脳)への即効薬は
 苦悩の危機管理である。終戦直後の幼児の頃、両親が創業に大わらわで、
家庭内は多くの問題を抱え、日々戦場。その中で、長兄、次兄が、戦死?した
こともあって、小中高校時代は、神経質で暗い性格だったが、表立っては、
明るくふるまっていた。大人数の兄・姉達も、越後の特質もあり、それぞれ
が独りの世界に閉じこもっていた。しかし、私には、父親が何かと骨董品を
愛でるように(ペットのように)外出時には、何時も連れ歩いてくれていた。
そこで聞く世間話が何とも面白こと、この上なかった。特に倒産、夜逃げ話、
妾など男女間の話題は、生々しい悲喜劇に満ちていた。
 相続もトラブルを前提に、生前贈与でそれぞれの持分を確定したうえ、
亡くなっていった。その環境の中で、自分の身は自分でしか守れないことを、
商家の環境が知らしめていた。 久々に会う大学時代の何人か友人が、
『お前は、用心深かった!』と言われるのも、幼児からの生活環境がある。 
 会社整理は、厳しかったが、問題から目を逸らさず、『正 中心 一点無』
を心の中心に据え、そこから湧き出る考えに従うことで乗りこえた。
 これは創業期から実践してきたこと。マイナス期には、ハイエナ人間が、
臭いを嗅ぎつけて擦り寄っていた。 得たこと3に、失ったこと1と割切れば、
人生、まんざら悪くない。 〜その辺りから〜 
≪ 外界で激変が起こっても、それが必ずしも最大級の苦悩をもたらすこと
にはならない。戦時中に、自殺とうつ病の発生率が大幅に低下することが
実際に観察されている。天災も、勇気、連帯感そして生きる意志などの人間
としての最高の徳をときに導きだすゆ利他主義ど相互援助の心は、悲劇的な
経験による外傷後ストレス症を軽減するのに役立つ。心の安定を維持するのを
妨げたり弱らせたりするのは、大概の場合、外界の出来事ではなく、自分の
心とネガティブな感情である。
 矛盾する感情どうしが胸の中で手を結び、その手を解くのを頑なに拒む。
これらの矛盾した感情と戦ったり沈めたりの努力は、無駄な抵抗である。
漸くそこから抜け出せたと思っても、新たな力で襲いかかってくる。
この種の感情的な苦痛は、鎮めようとすると抵抗し、取り除こうとする試みは
ことごとく失敗に帰す。こうした戦いの間、自分の世界は、矛盾だらけの様相を
呈し、不幸、圧迫感、苦痛などの感情が生じる。一体、自分のどこが間違って
いるのだろう。 思考は、最高の友にもなれば最悪の敵にもなる。
世界全体が敵に回った、という考えが生じると、あらゆる認識、あらゆる経験、
そして世界が存在することさえが苦痛源となる。そして、敵として立ちはだ
かっているのは、他でもない自分の考えである。厄介な考えが、群れを成して
心にどっと押し寄せ、それぞれが混乱の度合いを深める筋書きを捻りだす。
自分の内側がいい状態でなければ、外側がうまくいくはずはない、日常浮かん
でくる思考の中身を注意深く観察すると、世の中のスクリーンに映しだされる
自分の内面の映像がどれだけ色づけされているかが実感できるだろう。≫
▼ 事業当初から、苦悩、怒りの質量を推測し、不快の気分は何日?何ヶ月?
 の痛みか推定、ほぼ日程とおり収まった。時間薬である。応急処置として、
問題の中心点を凝視、ただただ、見続けていると、それが思いの外、大した
ことがないことに気づく。吠え付かれた時には? ・・書きだしたが、
それを楽しんでいる自分が生々しいので止めた! 何事も楽しめばよい!
・・・・・・
5072,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー7
2015年02月02日(月)
        『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆(著)
* 進化は必然か偶然か 〜ブライアン・スウィーテク著『移行化石の発見』
 地球の大気圏が一度、消滅をして、再び同じ状況下で、同じようなプロセス
を経たとしたら、同じような生命と類人猿が生まれるだろうか?という素朴な

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02月02日(火)
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