ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5434,人生で最も大切な技術 ー⑭
『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
* エゴの対応
誰にでもエゴという野獣が潜んでいるが、それを飼い馴らすか、檻に閉じ込め
ている。この管理が難しいのは当然だが、時には解き放さないと、暴れだす。
スポーツジムでも、自己中心の不在、いや、少ない人を見かける。世慣れている
のである。 私もそうだが、『閑』を良しとして、独り黙々と自分のコースを
こなしている人も多くいる。順番などの席は、全て相手に一歩譲るのがコツ。
創業準備15年を含めた45年の事業人生、ある意味、『エゴ』の塊でないと、
ことは進まない。 その道を選んだからには、それに集中するしかない。逆に、
目先のエゴを捨てていたことも確か。で、終わってしまえば、どちらも同じこと。
それでも、良かったのか、どうかは、自分次第になる。 少し事象が違っても、
内容は誰も同じような自問自答? 〜その辺りから〜
≪ エゴという独裁者から、たとえ部分的であれ自らを解放したなら、自発的で
自由な発想と行動ができるようになる。実際の経験者がそのことを明示している。
対照的なのが勝ち誇ったセルフの赴くままに流されるタイプだが、彼らは常に
精神錯乱の状態にある。情動科学研究の先駆者の一人、ポール・エクマン教授は、
「卓越したヒューマン・クオリティ(HQ)」の研究に長年熱心に携わってきた。
教授は、「HQの高い人に共通して見られるのが、親切な印象を人に与える、他者
がそう感じかつ高く評価する存在、公と私の態度が完全に調和している等の特徴。
これらはカリスマ的なはったり屋には見られないものである。
彼等は善意そのもので、エゴのない状態を最大の特徴としている、と述べる。
これらの人たちは、自分の立場や地位や名声等、セルフの執着するものは、
まったくと言っていいほど意に介さない。そうした在り様が周りの人を勇気
づけるのだろう。自分の地位や重要性が社会で認められていようといまいと関係
ないのである。教授はさらに、「こうした自己中心性の不在は、心理学的見地
からは不可解としか言いようがない。周囲は本能的に、この人たちとの交わりを
希望したがる。うまく説明できないが、彼らと同席することで心が豊かになる」
と述べている。一言でいえば、彼らの善良さが強調されているのである。
▼ 小林秀雄の『無私の精神』の中で、行動家の特質の中に、エゴの推進より、
『無私』を見出す。実践には、まずエゴをおさえることを経験上知っている。
純粋意識が、その元にあれば、ことの本質を掴むことができやすい。エゴの
対応は、純粋に何かに打ち込むことが基本となる。 一番難しいことだが。
で、不思議なことに、以下の内容に丁度良い脈絡につながっていく。
・・・・・・
2015年01月31日(土)
5070,閑話小題 〜夜明けのスキャット
以下は、もう一つのブログ 『バードウォッチ』に、昨日、書いた文章
≪ 0〜4時までの半睡状態を楽しめるようになっている。
ヨガの最後の5分間、死体のポーズで、宇宙に漂う感じの音楽の中、
先生が『雑念を入れないため、光の球体の中に、自分を入れったイメージを
持って下さい!』といっていた。夜半に、早速、半睡状態の中で同じイメージ
を試したら、その直後に、面白い夢をみた。「窓が明るいので、外をみると、
目の前に大きな球体が現れ、そこに宇宙船が周っている。その光り輝く球体の
光景は、この世のものと思えぬ位、神々しい・・
「こんなことが現実にあるのだろうか?」と、疑問を持つと、その場面は、
実は大型スクリーンの映像。それなら納得と感じた瞬間、それが夢と気づく。
ところが、次の瞬間、廊下ごしの玄関に人の気配がしたため、襖を開けると、
私と同年代の背広を着た人品卑しからずの紳士が立っている。 誰だろう?
というところで、完全に目が覚めた。二重構造の夢も面白いが、夜半の夢で、
光の球体の中に入った感覚が、不思議で奇妙であった。 ユング系の世界だ
ろうが、明日にも再び試してみる。何か怖ろしい世界の深みに入り込んしまう
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01月31日(日)
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