ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5301,閑話小題 〜持て男の「三高、三平、四低」
* 持て男の「三高、三平、四低」
これもモーニングショーの話題だが、社会ウォッチングとして面白い。
経済成長期に流行した持て男の条件が「三高」。バブルが崩壊をして、
このかた「三平」に。そして次ぎは「4低」という。
◎ バブルに流行した「3高」とは、「高学歴・高収入・高身長」
◎ 時は過ぎ、今の流行は「3平」は、高くを求めず、
「平均的年収・平凡な外見・平穏な性格」
◎ 次の時代のモテ男!は、「4低」
「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」の4低」がモテる時代。
だが、そんな低依存の男からすると、「そんな女いらない」の声!
で、未婚率、離婚率が大幅に右上がっている異常事態。
独身女性への男への希望は、殆どの女性が経済的力量が増えたため、
微塵の甘さがない。まず「預金」と「年収」。 預金は、最低でも500万。
できることなら1000万。年収なら500〜600万。 とすると、30歳
前半までの男の多くは結婚対象外になる。驚いたことに、35歳を超えた独身
男性の結婚できる割合が7〜8%、40歳を超えると、2〜3%しか結婚が
できないことになる。ということは、男性は35歳までに結婚するのが半分
というから6割しか結婚できないことになる。それまでに何とか結婚しないと、
9割が結婚不可能になる。 ーネットで生涯未婚率を検索したのが、以下ー
《 ☆ ー生涯未婚率は男35%、女27%にも:少子化対策無力ー
少子化社会対策白書のあまりの覇気の無さに驚き、国勢調査から生涯未婚率
を予測し直して男35%、女27%にもなる結果を得ました。非正規雇用は増える
ばかりで、若者の生活を不安定にさせている根源は政府施策です。
『安倍政権が嫌いな雇用安定こそ少子化対策の核心』で指摘した通りです。
生涯未婚率は人口学で50歳時点の未婚率と定められています。
2010年国勢調査で20代前半だった世代が50歳に到達する25年後には、
現在に倍する生涯未婚者であふれる事態になります。
NHKの《少子化白書 晩婚・晩産化は進む》は
《生涯未婚という人の割合は、平成22年には、▽男性が20.14%、
▽女性が10.61%で、いずれも過去最高に達し、「未婚化」とともに
一生結婚するつもりはないとする「非婚化」も進んでいると指摘し》
《内閣府は「若い世代は雇用が不安定で、所得が低い傾向にあり、こうした
経済的理由から結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」と分析》
と伝えました。 》
―――
▼ コンビニ、気楽な独身生活、ネットによる繋がりがあって、別に結婚の
必要性を感じないのだろう。情報化で、女性に対する憧れも消滅してしまい、
世の中がニヒル化していることもある。バブル崩壊以降、特に若者に住み辛い
社会が到来している。高度成長期を生きてきた私たち世代にとって、信じられ
ない現象。それにしても、「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」の4低」
がモテる時代とは、驚き。何か、年金暮らしの御隠居に丁度良い、生き方が、
これからの若者の姿からして、日本の近未来に悲観的になってしまう。
・・・・・・
4936,コトの本質 ー6
2014年09月19日(金)
* 戦後、エリートが育たなかった 『コトの本質』 松井孝典著
「戦後、エリートが育たなかった」というのは、先進各国との比率の問題を
いっている。それは秀才教育はしてきたが、天才、エリート教育はして
こなかったことになる。
≪ いまの我が国は、この意味では限りなくアマチュアの国になりつつあると
思います。ここでいうアマチュアとは、その主張の根拠がほとんどマスコミ
に出ている程度のことにある人のことです。自分の知っている範囲のことを
すべてだと思い込み、あたかもそれが正論であるかのように、堂々としゃべる。
そんな風潮が目につきすぎます。結局、そういう人たちには謙虚さがない
ということです。実際のところは―よく知りませんが、私の知っている範囲
ではこうだ―といういい方をするのが当然なのに、そうではありません。
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09月19日(土)
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