ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5118, 社会主義の実現を信じた狂信者という悪魔 〜3
―ポル・ポト―ある悪夢の歴史〜フィリップ ショート (著)ー
* ポル・ポト ―自国民の二割を虐殺した男
〜まずはアマゾンの商品説明より
≪ カンボジアで二十世紀の歴史に汚点を残す大量虐殺がなぜ起きたのか?
人口700万人のうち150万人が犠牲になった、クメール・ルージュ/カンボジア
共産党首領ポル・ポトの伝記。極度の秘密主義を貫いた彼の生涯は、これまで
闇に包まれていた。しかし本書は、その軌跡を追い、クメール・ルージュ組織、
粛清、権力奪取、大量虐殺、失墜、死までを、綿密な取材とインタビュー、
膨大な資料を駆使して克明に描き出した、「決定版」といえる大著。
パリ留学から帰国したポル・ポトはクメール・ルージュを組織し、都市=
ブルジョア思想に毒された場所、農村=革命の前衛という図式を掲げて農村を
オルグ、独自の共産主義路線を推し進める。彼は背後に隠れ、血の粛清に
基づく恐怖政治で支配を固め、プノンペン占領を果たす。都市人口の大量移動、
通貨・商業の廃止、家族制度の廃止と共同の食事、強制労働など、極端な空想
社会主義は多大な犠牲者を生むことになる。まさに「悪夢の歴史」だ。
大量虐殺はなぜ起きたのか? 蛮行と悲劇の全貌を暴いた本書は我々に問い
かけるが、それは重く、根深い。≫
▼ ポルポトは空想社会主義を信じ、通貨・商業の廃止、強制労働、家族制度
の廃止を貫き、反抗する者はすべて拷問・虐殺。結果として国民の4分の1を
抹殺した。両親から引離された子供が、その拷問の執行者。1970年頃から2000年
頃までのカンボジアで起きた権力闘争や虐殺などの詳細の多くの書籍で語られ
ているが、その内容たるや、想像を絶している。出世のため、地方の役人が
しでかし、それを見て見ぬふりの毛沢東とは違い、その指示をした確信犯。
ヒトラー、毛沢東、スターリンに匹敵する虐殺が、10数年前までアジアであった
事実は何とも痛ましい。国力の向上には優勝劣敗の弱肉強食のシステムが必要
だが、大多数を占める弱者を如何に守るかが問題になる。それも文化人を狙い
うちにしたのだから、絶望的な所業である。他にも、中国による、チベット民族
120万人の虐殺があるが、何故か世界のマスコミは誰も語ろうとしない。
・・・・・・
4753,そんなに長生きしたいですか ー5
2014年03月20日(木)
『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著
* 老人力より、満足力、感謝力を
著者は私より10歳若いので、老いの実感が少し違うのは仕方がない。
老いは、60歳代は重症の病がない限り、ある意味、一生で最良の時節!
が分ってない? 夕暮れ時の楽しさである。70歳代も、その延長とみるのは、
無理があるが、人による。兄姉4人が70代だが、実際の心情は分からないが、
不幸でもなさそうだ。問題は、後期高齢者といわれる75歳以降。
ーここで紹介しているインディアンの教えの次の一節が良い!
《 おまえは(若者)わたし(老人)に言う、
去年という年に住むご老人よ、
昔の歌を歌うご老人よ、
目を覚まして
現実の世界を見てごらんなさいと。
わたしはおまえに言う、
どこにも住んでいない若者よ、
雑音しか聞くことのない若者よ、
世界はわたしの内部で育ってきた
だからわたしは歳月とともに豊かなのだ。
(「今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド著
老人は弱るからこそ、深い知恵をつけられる。失敗し、挫折し、何度も
あきらめを経験するからこそ、新しい地平が見える。若さや元気ばかりに
すがりついていては、知恵や満足から遠ざかるばかりです。
だから幸福な老後を目指すなら、自らの境遇をあれこれ言う前に、
満足力のをつけたほうが早道ではないか。
・・ 老人の知恵として、欲望にはきりがないと悟り、‘無頓着力’
‘満足力’‘感謝力’をつけたほうがいい。 それができれば、
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03月20日(金)
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