ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5092,閑話小題 〜『悼む人』が良かった! ー②
* 『悼む人』が良かった ー②
『 誰に愛され、誰を愛していたか。何を感謝されたか。
確かに貴方が生きていたことを私は憶えています。 』
8人兄姉の末っ子に生まれ、両親に溺愛され?育ったことが、
私の人生の最大の恩恵である。それにも+−の両面がある。
小中学校の同級生を思い出すと、既に亡くなったが、義母に憎まれ
育った子や、戦災孤児で寺男のような生活環境で育った子もいた。
5〜6坪の居酒屋の2Fの4畳半の屋根裏に母と二人住んでいた子も。
家庭環境の格差は大きな問題。人生は不条理で覆われている。
家内も私も両親に溺愛されて育ったが、愛情を受けることには慣れては
いるが、逆に愛することが苦手。これも大問題で、最大の欠点になる。
創業を志したことで、感情を抑えてきたことが、果たして正しかったか。
それが現在の私の中(自己対話)での最大のテーマになっている。
45年、無我夢中で取組んできたことが果たして正しいことだったか?
後悔は少ない?が、無我夢中で生きていたことは確かに憶えている!
『 誰に愛され、誰を愛したか。何を感謝されたか。』の問いが、突き刺さる。
高度成長期の20歳で創業を決意したとき、
‘結果はどうであれ、やらない後悔より、やってみた後悔’の道を選んだ。
撤収を決意した時、何の躊躇いもなく行動に移せたのは、出始めに、
失敗への受容の覚悟をしていたことがある。 創業とは、
『 誰かに恨まれ、誰を憎んだか。 そこで何を失ってきたか。 しかし、
確かに、全身全霊で生きていたことだけは私が憶えています。』である。
その結果、「ご覧のとおり、そのまま結構!」と受け止めるだけ。
中原中也‘帰郷’の一節「 ああ おまえはなにをして来たのだと…
吹き来る風が私に云う」が、心の底から私に語りかけてくる。
その答えは、「面白かった! ただ面白かった ひたすら面白かった」
何か辞世の言葉のような、自分への悼みの言葉になるが。
・・・・・・
4727,閑話小題 ー「受け継ぐ〜京都 老舗料亭の代替わり〜」
2014年02月22日(土) <プレミアムアーカイブ 2/19(水)9:00〜11:05 >
* 受け継ぐ〜京都 老舗料亭の代替わり
最近の日常生活に、午前中のNHK・BSの過去の名作番組を見ることが多い。
これが未知の世界を垣間みることができ、下手な読書より遥かに良いことに
気づいた。 今回は7年前の番組。 ーその番組内容によるとー
《400年の歴史を持つ京都の老舗料亭「瓢亭」が、転機を迎えようとしている。
14代目主人で日本料理を代表する重鎮・高橋英一から、15代目となる息子・
義弘への代替わりである。 挑戦することで新鮮な魅力を生み出し続けてきた
京料理の魅力の神髄を、新しい和食を捉えようと格闘する15代目と、彼を
励まし育てていく周りの老舗料亭の主たちの姿を通して描き、
京都の伝統文化の奥行きと幅の広さを浮かび上がらせる》
▽「京都の老舗料亭の代替わり」となれば、静かな寝室で二時間かけジックリ、
その世界に入ってみた。京都の歴史が作りあげてきた独特の京料理の世界は、
奥行が深い。ライバル店の主が競合店の調理場に、平気で入って、料理場の
様子をみる。お互いにフリーの長年の京都独特の慣習という。また、先代が
亡くなった場合、その知りあいが、他店の後継者の面倒をみる。
京料理の世界が共同体のようになっている。また100店以上の料理店が
互いに腕前を競い合う展示会が年一回は開かれ、それぞれ新商品を展示する。
これぞ京都の古くからの原風景の世界が映し出されていた。
* 記憶のモザイク
以前行った旅行先の写真をネットで探し、気に入った何枚かをファイルに
入れ、改めて見ていると、タイムスリップをしたように、当時の光景が蘇る。
その先が異郷・秘境のため、強力に脳に焼きつき残っているが、撮ってある
写真は、さほど良くない上に、記憶が年々薄れていく。しかし、その時の感動を
思い出しながら、画像検索にキーワードを入れると、忘れていた記憶が鮮明に
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02月22日(日)
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