ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4965,閑話小題 ー誇りを持つのはいい、誇ってはいけない
   * 誇りを持つのはいい、誇ってはいけない
 誇りの持てない人こそ誇りたがる? それ以前に、誇りとは、どういう意味だろう。
ネット辞書によると、「その者自身の具体的な長所や美点に対する心理」「名誉に思えること」
自信がないと、虚勢でそれを現出させがちになる。隠せばこそ誇りとして、熟成されるが、ついつい、
見せて誇ってしまうのが、人間の性である。他人を見ていると、それが分かるが、自分のことになると!
誇りの逆が卑屈だが、これを、この言葉に当てはめると、「落ち込むのは仕方がない、卑屈になるな」
になる。 ほおっておけば、老いるほど卑屈になるは!
   * 人と違う生き方は孤独のようだが、実りは大きい
 意識するしないにかかわらず、それぞれが人と違う生き方をしている。
ただ、人を意識しなければの話。スポーツジムのヨガに週2〜3回、二年半、参加してきたが、
少し暗がりの中で毎回のように言われるのが、「各々のマットは、各々の全世界です。
周囲の人を意識しないで、自分だけの世界に入って下さい!」である。
実際に参加していると、殆どの人が、忠実に自分の世界に入りきっているのが分かる。 
人と違う生き方は、人を最小に意識した生き方ということになる。その第一歩が、
人と比較しないこと! その為には、まずは、自分の好きなことを長年かけて続けること。
それには孤独の世界を大事にしなくては。
・・・・・・
4598, 読書という体験  ー1
2013年10月18日(金)
           「読書という体験」 岩波文庫編集部 (編集)
 読書を体験として捉えるところが面白い。それも色いろな分野の識者の体験談?だから惹きつけられる。
   ーアマゾンの内容 よりー 
【 熱い気持ちで読んだ本で経験したことの方が、実際に経験したことより今日の私にとっては何倍も大切な
  思い出になっているのだ ―香山リカ「読書だって“人生経験”」(学者、作家、)ー 
  ジャーナリスト、俳優など、三四人の多彩な筆者による、さまざまな読書という体験。】
 まずは、読んだことのある著者から取り上げていくが、特に藤原正彦の内容が良い!
   * 教養を培う  ―私の「読書ゼミ」 藤原正彦 
《 NHKによる最近の読書調査を見ると、中学生.高校生がいかに本を読まないか、あらためて愕然とする。
 平均読書時間は一日に数分である。一方、テレビに費やす時間は、平日が約二時間、休日が約四時間である。
高校生三人のうち二人は、一ヵ月に一冊も読まないという。読書以外に、文学、歴史、思想といった教養を身につける
方法はほとんどないから、このままでは早晩、日本は無教養な人々で埋めつくされることになる。
 教養がなくとも、日常生活をつつがなく送り、幸せな人生をまっとうすることはできる。その意味で教養とは
個人的なものと言えよう。 教養がどうしても必要なのは、長期的視野や大局観を得たいと思う時である。
「長期的視野や大局観を持つとは、時流に流されず、いったん自分を高みに置き、現象や物事を俯瞰しつつ考察する
ということ」である。 このためには若いうちから、「現状」を離れ大きな枠の中で人間や社会の本質に迫ることに
慣れねばならない。そこで、時空を超える唯一の方法、すなわち読書により、古今東西の偉人賢人の声に耳を傾け、
庶民の哀歓に心を震わせる、ということが必要となる。このような読書の累積が教養である。
 長期的視野や大局観は、リーダーとなる人の絶対条件である。我が国の政治や経済政策がいつまでたっても
うまく機能せず、社会や教育が少しずつ荒廃していくのは、リーダー達の大局観の欠如による。
大局観がないと、常に時流に流され、右顧左眄し、対症療法に走るということになる。
大局観欠如の背景には、かつてあった教養主義の衰退、読書離れがある。
 リーダーだけが教養を積んでいれば、国民一般はどうでもよいかというと、そうはならない。我が国が民主主義を
とっているからである。国民の総意に基づいて物事を決めるのだから、その国民に判断力がないと大変なことになる。

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10月18日(土)
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