ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6240,閑話小題 〜加山雄三とヨット −2
の中にいられます。ほんとうに雲ってやつは、大気や水が無ければ出来ない
んだから、それだけでもどこかわれわれに親しいような感じがしますね。」
私「で、あなたは今、昼を選んでいらっしゃるというわけですか。」
私の問は半ば冗談だったのだが、彼の顔は生真面目であった。
詩人「そうもいえるかもしれません。 しかし詩人は昼を選んでいる
ように見えている時でも、決して夜をあきらめてしまっているわけでは
ありません。また逆に夜を選んでいるように見える時でも、決して昼を
諦めているわけではないのです。」≫
▼「どんな不幸であろうと、それが言葉になった時、詩人は幸せなのです。
その時彼は人間になれるのです。だから詩人の本当に怖れるのは言葉に
なり得ない不幸なのです。」 言葉になり得ない不幸が夜という言葉に滲んで
いる。谷川のいう言葉は、言霊である。「不幸も言霊になった時、それも
夜半の闇の中で熟成して生まれ出ると、不幸が不幸でなくなる」のである。
夜半に目がさめ、色いろ考えが吹き出てくる。それはマイナスが多い。
詩人は、そこで多くの想いの中で、葛藤し言霊を生み出すのである。
04月14日(土)
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