ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6089,閑話小題 〜せんだみつお の世界
現れてきている。「うどん一つを親子で、つゆを多めにして食べること、
しばしば」には・・ あと数年後は、更に深刻になるという!

・・・・・・
2013/12/24
身近な貧困 ー1
  * 日本社会の貧困問題 
「米国社会の貧困問題」の実態に驚いている場合ではない。アメリカの貧困率が
世界で3番目の16%だが、次が15%の日本。ほぼ同じ格差社会である。このところ
急に身近な貧困化が目立ってきている。これまでの比較的豊かだった中間層が、
2001年の9・11テロ以来、リストラや倒産でジワジワと貧困層に陥っている。 
現に私自身の事業が10年間で、売り上げが三分の一に下落、会社整理に至った。 
 何とか年金で生活は出来ているが・・ 以前から日常生活を質素だったので、
生活の質が落ちた実感はないが、以前とは違う。 
地元の同級会では、倒産・廃業や、借金苦?の自殺など悲惨な話題が多い。
実兄も7〜8年前に実家の商売を倒産させたが、良質の内だった上に、夫婦して
厚生年金でノンビリしたもの。
 知人の何人かが現在、バブっているが、これも時間の問題。米国人口の
3分の1が貧困か、貧困予備軍なら、日本もほぼ同じ。 気晴らしに? 週に一は、
ランチに出るが、低価格志向は日々強まっている。回転寿司、牛丼ならワンコイン
で満足できる。私も家内の実家も事業主の関係上、失業保険はかけられない。
そこでセフティネットとして、夫婦とも厚生年金をかけるのが知恵。 
それもあって、何とか貧困ラインの生活はクリアーしている。 
 地方では自営業や農家が多く、夫婦とも国民年金だけの人が多い。
夫婦二人で手取10万は厳しい。 持家の人は、生活保護が受けられず貧困に
陥るケースが多々ある。 60歳までに遣りたいこを遣り尽くした感があり、特に
欲しいモノも、コトもない。あと一年で古希なら、当たり前だが! 
 老いていくと汚くなるため、服装や、身の回りは清潔に保つのが老いの原則。
特に精神=言葉には注意しなくては! もう一つ注意しなくてはならないのは、
貧困=悲惨(不幸)。 「金持=豊か(幸福)」という幻覚に陥ること。
会社を整理をして実感したのが、この妄想、思い込みである。
情報化社会の本格的到来で、根こそぎ世界は変わってしまったが、既存社会は、
それが残っている。それでは、まず会社を破壊する方が先決。ダメなものダメ!
老兵は黙って去るべき! 残ろうとするだけ?  
 〜次回は、都会の一応恵まれていたサラリーマンの貧困化問題。

11月14日(火)
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