ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6035,閑話小題 〜米国・トイザらスが倒産
施工業者と、施主と、土地・建物を一つの魂にする儀式ということか。
最後は祈るしかないという、ブラックジョークか。
・・・・・・
3831, 閑話小題
2011年09月21日(水)
* 学生時代に経験した、都会人と地方出身者の差
東京の学生時代は寮暮らしだったが、そこは地方出身者の巣窟。
それに比べ大学はミッション系で比較的裕福な人たちが集った学校。
クラブに入って驚いたのは、都会人の会話のセンス。常にジョークか駄洒落を
飛ばし会話を楽しんでいる。友人も教養課程のクラスでは席が固定されている。
そこで二分されるのが、都会出身者と地方出身者。服装からセンスが違う。
しかし都会出身者は、地方人の素朴さに惹かれ反面、どこか田舎者と見下げる。
地方出身者は更に言葉にコンプレックスを持つ。が、それ以前に、日常の三食の
食事など生活のハンデがある。友人を見てキツイそうなのがアパート生活者。
地方出身者は孤独な都会の一人暮らしに辟易としてしまう。 入学早々に彼女を
つくるなど、まだ純真な身にとって考えられない。チャンスは幾らでもあるが、
どの辺が自分に妥当かどうか判断できない。やっと声がかかってくるのが学生
生活に慣れた二年の後半から三年にかけてになる。とはいえ、女性の方は二段階
上の人が対象。(これは40歳を過ぎて初めて知ったこと)その中で4人の姉
たちを比較し、その上というとナカナカ適正な相手が見つからない。
現在振り返ると私も1〜2ランク上の相手を求めていたということ?
それからして、ギャップは、あまりに大きい。という訳で私は学生時代に結婚
相手を見つけないまま終わってしまった。友人をみると、学生時代の相手と結婚
したのは三分一ぐらい。結婚相手を決めることは互いに、人生を大きく左右する
ほどの決断。目先の熱にうなされ、一生の大惨事になる可能性があるのが結婚。
更に驚いたのは都会人の読書の絶対量が違うこと。25人の地方出身者の寮に
入っていて、確かに何時も酒を飲み騒いでいた。しかし、必死に本を読んでいた
ことも確か。それでも、都会育ちに人たちは、その絶対量が違う。
それでも、色いろの大学の学生が入り交じっていた寮、クラブ、ゼミ、
一ヶ月の欧州旅行、アルバイトでの多種の人との接点が非常に恵まれていた。
小学校から大学時代を通して、大学が最も恵まれていた。卒業直後、就職で地方
にいったこともあり、もう一皮ぬけなかったのが、良かったのか悪かったのか。
それもこれも、同じだが・・ しかし、話が合うのは今でも都会の人たち、
というより揉まれた人たち!
09月21日(木)
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