ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5959,閑話小題 ―帰りの宇宙船内で 〜5 人生の元をとったかい
「ノー」を主張する現首相を支持をする選挙結果に終わった。この結果を
携えてEUと交渉するというが、本末転倒は誰の目にも明らか。
気の毒だが、「ヨルダン化」「レバノン化」の茨の道が待っている。
国家とはいえ、『金が無いのは、首が無いのと同じ』。首無しの彼らが、
地中海のエーゲ海を背景に右往左往する見苦しい姿が、現実問題として、
目の前につき付けられる。ところが、これが近未来の日本の姿である現実を、
誰も語らない。 橋下の『大阪都構想』が、僅差の投票で破綻したが、これと
何か似たところがある。全国各地から大阪市と大阪府の二重行政の甘さに惹かれ
移住してきた連中は、無駄の廃止など、もっての外。その彼らに判断の一端を
委ねることが誤り。その点、ギリシャも同様。 オリンピックの、お祭り騒ぎ
の日本国家も同じこと。ギリシャはEUが見捨てないとタカを括っているが、
果たして、そうだろうか。残留ならドイツのEUの離脱もあり得ること。
ある日、EUもギリシャも、怒涛のような金融の大混乱が生じて、特に
ギリシャは国家破綻の可能性が強い。 日本の近将来の行方が見ものである。
その時、誰も助けてくれないことが理解できないのだろう、彼らには、
いや、日本もである。 〜以下は、あるHPのコラムだが・・
―― 何もおきなければよいが・・
《 本欄7月7日付け「9月リスクに身構える市場」で挙げた、米利上げ・
ギリシャ危機・中国株不安の3つのリスクが早くも共振現象を引き起こし、
市場を揺らせている。なお、引け後の日本時間朝6時台に、ブリュッセルで
ユンケル欧州委員長とトゥスクEU大統領が記者会見。EUホームページで
伝えられる発言は、語気鋭い。「合意できずば、ギリシャは破たんし、
国内の銀行は倒産する。それはないという錯覚に陥っている人がいれば、鈍感と
言わざるをえない。」(トゥスク氏) ユンケル氏は「ギリシャのユーロ離脱は
回避したいが、ユーロ離脱に備えた詳細な計画も既にある。」と明かした。
市場では、「プランB」と呼ばれる非常時対応計画。 独ビルト紙も、
メルケル首相がブリュッセルに持参する「5項目プラン」の中に
「ギリシャのユーロ離脱のケースも含まれる。」と報じている。
たしかなことは、今週中が、ギリシャにとって「ラスト・チャンス」ということ。
「もはや時間的猶予は数週間も無い。」と語られる。 ECB(欧州中央銀行)
保有のギリシャ国債(35億ユーロ)償還が7月20日に迫ることを考慮すれば、
ギリギリの期限設定と言えよう。》 問題は、今日、明日である。
・・・・・・
07月09日(日)
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