ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5888,閑話小題 〜タクシードライバー
*「いまの仕事は、入職時の希望と比較して合格点をつけますか」に対しては、
合格点は米33・6%に対し日本はわずか5・2%にすぎない。否定にいたって
は米の14・0%に対し、日本は62・5%と過半数を超える。もういちど
繰り返すけれど、これは雇用崩壊が騒がれるようになった最近の調査結果
ではない。80年代は日本企業が世界に君臨し"ジャパン・アズ、ナンバーワン"
と呼ばれた時代であり、一方のアメリカでは、家族経営を信条としていたIBMや
コダック、AT&Tなどの大企業が次々と大規模なリストラに追い込まれていた。
それにもかかわらず、アメリカの労働者のほうが日本のサラリーマンよりも
はるかに仕事に充実感を持ち、会社を愛し、貢献したいと思っていたのだ。≫
▼ アメリカの平均的家庭はプロテスタントで、働くことの価値の宗教的
裏づけがある。日本にあるのは、儒教と朱子学の勤勉と、藩への滅私奉公の
意識ぐらい。それもアメリカの占領政策により、骨抜き。特に私は従属が大嫌い。
そのため会社に入らないで済ませるため、自分で会社を作る道を選んだ。
振り返ると、それが正解? 調査結果の内容は、国民の民度の問題でもある。
これでは経済の荒波が来れば、ヘチャルわけ。使われるのも大変だが、
使う方はモット大変。 * これらの質問の逆を考えて、何人肯定出来る?
日本人と同じ比率? 肯定肯定、絶対肯定!と、感謝の言葉を繰り返す日々。
04月29日(土)
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