ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5680,瞑想とは 〜1
Uターンで帰り地元に住み、新潟で仕事をするとしたら、当然、地元の人間関係
に深入しないのが生活の知恵。それと同じパターンを私も新潟で仕事、住むのは
長岡にと、当然とってきた。しかし、仕事を終え、長岡だけの住処になると、
そこは、江戸時代からの血筋とか何とかの暇人の小さな人間関係が続いている、
がんじがらめの蝦蟇屋敷界隈。上記のような魔女狩りの噂話の丼池。
そこは地元民の全世界、象の皮膚のヒダ世界の中。 
・・・・・・・
3843, 閑話小題
2011年10月03日(月)
  *  つれづれに ー老後とは
 母親が38歳、父親が42歳の時に生まれたため、子供の時から二人の壮年
から老年への移行期の姿を見てきた。家は商売をしていたので、まず生存をして
いくベースを確保する必死さが幼児の頃から生で伝わっていた。
生まれた時から毎日が戦争の真っ只中のような日々。サラリーマン家庭から
みたら異状の生活環境である。ある意味、60年たった現在、やっと緊迫した
日々から開放された日々。 逆に生涯殆ど勤め経験がなく、独立独歩で生きてきた
ため、緊迫感が少し薄れただけで、勤め人が定年後に感じる「自由の不自由さ」
は全くないのも事実。家に一日中居ても、家内の視線以外には、何の抵抗感も、
何をして良いのかの戸惑うことも、皆無である。元もと、商売上の付き合いも
最小にしてきた上、肩書きを持ったら誘いがくるような慈善団体に入ったことも
ないし、その中で威張ったり、競う相手の存在も殆ど居ない。 自分が自分で
あるために妨害するものは初めから振り捨ててきた。それが多くの人たちに誤解
を与えてきたが、自分が自分であることが良いのは、長年の読書で分っていた。
そのためか、この生活の変化に大した違和感は少ない日々になっている。 
  * ゴッドファザー
ゴッドファーザーを一昨日、WoWoWで日本見た。30数年前の封切りを映画館
で見てから、TVで何度か見ているが、その年齢ごとに受けとめ方違ってくる。
ギャング映画だが、権力の集中と決断をテーマにしたマネジメントそのもの。 
封切当初は、そのギャング世界の迫力と殺しあいの生々しさに世界中が驚きに
沸きかえった。人生経験を積んだ後にみる、二代に続くマフィアのボスの物語
は、また違って見えてくる。 事業の立ち上げと、その盛衰を経験してみると、
あの緊迫感は事業とて同じこと。現在では家具とか、装飾にも目がいくが、
ファミリーの人間模様が面白い。映画そのものは、やはり名作中の名作。
7〜8年に一度は再放送されるが、名作は何度見ても、新鮮である。

10月03日(月)
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