ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5668,【賢者の言葉】B  〜ショーン・スティーブンソンの言葉 ーC
マサイ族の生活保護のため国立公園から分離、ンゴロンゴロ然保護区となった。
ンゴロンゴロとはマサイ語で「大きな穴」。野生保護区は、直径約16キロMの
火口跡があり、クレーター内では多くの野生動物(キリンやインパラ以外)の象、
ライオン、バッファロー、クロサイ、カバなどが見られる。外輪は2,400mの
高さがあり、カルデラ内部の平野(1,800m)と比べ標高が高い。このためカルデラ
内部はカルデラ外部と遮断されており、ここで生息する大型動物のほとんどは
カルデラの外にでることはない。(象とか一部は出入りの道がある) 
そこは周囲と隔離された生態系が形成されるに至った。そこでは東アフリカの
サバンナに生息する動物はほぼ観察することができる。植物にはじまる食物
連鎖は一つの大きな生態系のシステムをつくっている。上から下に下りて
見渡すと本当に小さく感じる。僅か16×14キロの平原に2万5千頭もの
野生動物たちが暮らす「最後の楽園」。それぞれの動物のテリトリーがあり、
ジープを少し走っただけで、色いろな動物に遭遇する。
実際に地球上にアフリカ大陸がそのまま圧縮されたような自然界である。
そのこと自体が信じがたく奇跡的である。 クレーターから約50キロMに
数百万年前の初期人類が発見されたオルドバイ渓谷がある。ここから人類が
アフリカ大陸全体に、世界に向け進出していったと言われる。 
だから、人は本能的に惹かれるのである。
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3091,猫背の話
 2009年09月21日(月)
 ー以下字数の関係で中間をカットしました。 (2015年09月21日)ー
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09月21日(水)
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