ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5662,閑話小題 〜地方銀行消滅
保険がかけてあり、死ねば支払われる」と遺言書にあった。しかし、契約書では
80歳で切れていた。母の勘違いというより、保険屋が、そのことを言って
なかったようだ。私は「保険は体の良い組織的詐欺の要素を持ったシステム」
という持論があり、保険などかけたことはない。  
 ーある本に、その辺のことが分かりやすい説明があった。
【 生命保険の保険料は、男性の場合、十万人が一斉に生まれ、順次死亡して、
 百七歳で全員が死亡するという前提で、毎年の死亡確率を出し、これを元に
算出される。 四十歳の男性の場合、生き残っている九万七千三百九十人中、
年間に死亡するのは百四十四人。つまり、九万七千三百九十一人が払った
死亡保障の保険料は、不幸にも亡くなった百四十四人がもらい、その年は
終わりということになります。十万人生まれた男性が、半分の五万人を切る
のは八十二歳。死なない限り払った保険料の元は取れない。】
「自分が死んだ後の身内のことを考え、保険に入っておく」という理屈は
分からないでもないが、それをネタに利益を得ようとする保険の仕組まれた
システムは、契約書に業者に有利に作られているのは、当然のこと。 
火災保険は、万一を考えると必要だが、それで「も利益団体の言いなり」と
いうことを考えておくべきである。古来から金融の本質は、保険のあるという。
だから、そこは、専門家でさえ知りえないほどの騙しが隠されている。
私が保険嫌いのため、家内は心配で、家内名義の給料を38年間預金をして
いたことを、一年前に知った。それが、この事態(倒産)の命綱になっている。 
保険は、生々しい世界だが、この情報化のため、保険のオバサンの多くが
淘汰されつつあるという。 それと零細の業者も、ほぼ大手によって淘汰。 
再編成もすざましいという。 何処も同じということだ。 
 ・・・・・・・
3460, つれづれにー政治談議  −2
2010年09月15日(水)
 * 管首相の大勝利
 民主党党首選挙、ここまでの大差で管首相が勝利するとは驚いた。
これは日本経済にとって深刻な問題。ある意味で致命的である。目先は分裂
することはないが、半年、一年スパンでは再編に動きざるをえなくなる。
この結果、景気は円高、株安にシビアにふれてくる。 管内閣三ヶ月間で、
彼が経済、外交音痴であることが判明。当分の間、政権を担うとなると考えた
だけで鬱々たる気分になる。まず雪崩をうって景気が悪化、二番底、三番底に
向けて容赦なくふれてくる。円は80円、株は8千円割れが、当面の目安になる。
我われに商売は直接、景気が直接反映するから敏感になる。結果からみれば
小沢の政界再編は現職与党の国会議員にとって、何時、解散があるか分から
ないし、次の選挙の資金確保という大問題に直面する。この歴史的危機でも
国家天下より、御身大事を優先するしかないのか。地方議員や、サポーター
などの票は、どうしても世論に左右されるのは仕方がないのか。
一番、怖いのは、小沢が政界から引退すること。しかし、直ぐに自分の出番が
来ることを彼が一番知っている。二人の演説を聞いていて、管首相の内容が
国家のトップとして内容が乏しいのが渦中にいると分からないようだ。
過去と内側のことばかりで、方向性が乏しい。あれで、大きく小沢に振れない
のだから、民主党の議員レベルの質を問われて然るべきである。無政府状態が
当分続く。そして景気はますます悪化する。
 これでは瀕死の日本経済のリンゲルも効かなくなる?
  ー 以下は字数制限の関係でカット(2007年9月15日)

09月15日(木)
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