ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5632,お金に強くなる生き方 〜⑤
それぞれが情報化の中でも孤立しているから、
誰もが不適応の弱者と思い込んで自己嫌悪に落ち込んでいるのである。
組織内では、歯車の一つとして自分の自己存在の意識の希薄さに、
孤独感にさい悩まされる「自己疎外」に陥っているのである。
それぞれが孤立している中で、それぞれが自己認識を深め、その中で他人を、
弱者を思いやることこそ、アメリカ社会の特質と考えたのである。
 ボランティア運動も、このような思想の中から生まれてきた。
アメリカの開拓者は、実はそれぞれの国を追われたミス・フィットの人たち
放浪者だった!という説は、なるほど説得力がある!
逆に、ミス・フィットでない適応者?とやらが、哀れに思えてくる本である。           
                     −つづく              

08月16日(火)
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