ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[382948hit]
■5567,閑話小題 〜魂の御馳走
出した。結局は手を離さざるを得なかったが。だが、落ちながら、突然自由に
なったのを感じた。リラックスをしながら落ちていくのを楽しむこともできれば、
落ちていながら叫ぶこともできた。落ちながら、何とも言えない高揚した気分、
完全な自由な気分を味わった。 私たちカエルは崖から飛び降りよう、
経験を信頼をして旅を楽しもう、と私は提案をしているのだ。
やってみなさい。 手を離しなさい。 ジャンプをしなさい。 】
▼ 海鳥の雛が、最初に断崖から海に向かって飛び出す時の映像を何度か
見たことがある。本能に従い健気に恐怖に打ち勝ち飛びたつ。人間は、恐怖の
イメージがあるから、なかなかジャンプが出来ない。実際、今回の3つの震災で、
会社が倒産してしまった。どちらにせよ年齢からして、このままの状態は維持
出来ないなら早めに清算した方がよいことは、数字が雄弁に物語っていた。
決断をしてみると、自らの手から離れ、一人歩きをしていく。これもジャンプか。
「べき時に、べく事を、べきすべき」だった。私の場合、これに似た絶対言明が
ある。「正中心一点無」である。問題の中心を直感で見つけ、気持ちを集中する。
「恐怖の目をにらめつける」も良い。イスラム圏に行くと、目玉の飾りの魔除が
ある。玄関で目の力で、厄を守る飾りである。動物は視線に非常に敏感である。
考えてみれば視線恐怖症は誰にも少しはある。日本は、それが世間の目になる。
恐怖は、ジャンプのエネルギーそのものになる。にらみ返すことが出来ればだが!
06月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る