ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5436,人生で最も大切な技術 ー⑯ 自分の一番の敵(苦脳)への即効薬は
する日が来る」と信じているのに、日本人は1パーセントのキリスト教徒なら
いざしらず、殆どの人は信じてない。彼等の日常は神が見ているのである。
その辺が日本とは違う。女子中高生の売春などは、日本人に比べ非常に低い。
競争主義、成果主義もプロテスタントの倫理があってこそ、成り立つのである。
彼等の日常は常に聖書が傍らにあり、教会が心の拠りどころとしてある。
もう一つ著者が指摘しているのは、都会の背景にアメリカには広大な土地での
雄大な自然である。そこには「農村の豊かさ」がある。これが日本ほど格差に
敏感にならないで済んでいる。広大な土地に大自然があり、豊かな農業があり、
聖書を日常の心の拠りどころにして、ペットと住める環境が全土にあるから、
他人の成功に一々目くじらを立てないで済むのである。英国人も日本人も
アメリカ人の陽気さと楽観性に比べると非常に劣っている。
それは、国土の広さと豊饒性がなせることである。 日本青少年研究所が
2002年に発表した「中学生の生活意識に対する調査」によると
・「私には人並みの能力がある」  日本人15・6パー 米国人56・5パー
・「私は他の人々に劣らず価値がある人間」日本人8・8パー 米国人51・8パー
  私は他の人より価値がないと考えていれば、これほど自分を制限する心理はない。
・「自分に起こったことは、すべて自分の責任」日本人25・2パー 米国人59・7パー
 起こったすべてが自分の責任と思えればエネルギーが生じてくる。
 他のせいという日本人とは大きな差が出て当然。薩摩芋なら薩摩芋のままで
 良かった? バナナ(外が黄色で、内が白)は、バナナで良かったか? 
 我々は日本産バナナ? 

02月02日(火)
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