ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5350,浅田次郎の人生相談 ー世の中、さほど不公平じゃない
ここにきて効いている。そのため現状を悲観し過去の良かった時節を懐かしむ
こともない。人生は時節ごとに一期一会。それぞれに、また違った人生がある。
これからの人生を有効に生きるに、何が良いのか考え尽くさねばならない。
これまでの緑の原野から出て、目の前に広がる「草原の世界」で何をすべきか?
そのためには新しい世界を知ること。そして、草原で生きるための
「人生の知恵」を改めて身に着けなければならない。緑の原野だけが人生では
ないことを知るには、そこを一歩出てこそ分かるもの。真実の自分に気づく旅路?
・・・・・・・
3513, ペットロス ー1
2010年11月07日(日)
* ペットが風邪で死す
一年前に我が家のペットになったメキシコ・コガネインコが、数日前の
夕方に死んでしまった。12年は生きるとあったので一年は早すぎる死である。
死因は風邪である。大よそ30年から20年前にかけて、小桜インコを代々5羽
飼っていた。殆どは二年位で逃げられてしまった。その度に雛を飼ってきては
手乗りにした。しかし最後の一羽は凍死をさせてしまい、その罪悪感と子供が
大学入学で巣立っていったこともあり飼うことを止めてしまった。数年来、
ペットショップを動物園代わりに、近くのSCに行ったついでに立ち寄って
いたが、いやに人懐こいインコが気になっていた。しかし売れないようで
金網にとまって御客から頭を撫ぜてもらっていた。値段が6万8千円じゃ、
そうは売れない。たまたま中年の夫婦が、そのインコの頭を撫ぜていた。
「慣れたインコですよね」と話しかけると、「私たちはオカメインコを飼って
いたが、鳴き声が大きく近所迷惑で、親戚の人にあげた。それで時々、ここの
インコを見にきているが、このインコが懐いていて欲しいけど、やはり近所迷惑
が・・・」という。 何気なく私の癖が出て、近くいた女店員に「5万円なら
買いたけど」というと、「このインコ、店の皆が大事に育ててきたインコ。
値下げなど出来ません」と怒りだした。で、私もムキになって、「三ヶ月前
から、売れないでいる。ペットは大きくなるにつれて価値が下がるのは常識。
お客が、そう言っていると責任者に聞いてきて欲しい」というと、暫く姿を
消していたが「店長が6万円ならオッケーです」との返事。その成行きで買う
羽目になったことは以前、ここで書いた。で、家内に例のごとく反撃にあって、
あわや「新潟の長期滞在の御客様のペット」となる直前に、急に家内の気が
変わって暫くはOKになった経緯がある。そうこうして我家のペットになったが、
ペットショップの多くの御客から頭を撫ぜてもらっていた為、人懐こい。
しかし朝晩以外は誰もいないベランダに置いておくため、足音など人の気配が
聞こえるとピーピー鳴き叫ぶ。最初のうちは、うるさいと思っていたが、
だんだん、それが可愛らしくなってきたのは私と長男だけでなく、家内も。
直近は一番、あれだけ嫌っていたのが、このインコの大ファンになったいた。
鳥というより犬に近いと思うほど、人懐こく、頭がよい。個々人の識別もし、
その対応も変わる。何とか人にかまってもらおうと、色いろな鳴声が憶えた
人間の言葉。それで呼びかけられれば愛情が湧いて当然。
「三つ子の魂いつまでも」で、店頭で可愛がられて育った温もりが、
性格になったいた。
11月07日(土)
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