ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5348,高校生の娘に裏切られました 〜身の下相談
それにしてもナショナルが2年で1兆5千億の赤字で、20年分の利益
総額分をとばしたというから酷いもの。株価は暴落でストップ安。
シャープも4000億以上の赤字決算・・ リーマンショックの地震の後の、
日本版大津波の一つの現象。近未来の株式の大暴落より先に、こういう形の
現象が現れてきた。家内がイオン内にあるスポーツジムに通っているが、
「とにかく、変!」と、価格の底抜けが異常と、いう、主婦なら分かっている
ことだが。経済に疎い家内が、ことあるごとに、「会社を早々、たたんで
本当に良かった。中小や個人など、やっていけないのが私でも分かる!」と、
いう。先日、久々に殿町で定例の飲み会。何れの店の客の入りは良くない。
十数年ぶりに入った居酒屋、客の入りの割りに、注文した料理が出てこない。
主がイライラしてのがカウンター内から直に伝わってくる。
母親とパートのような二人の動きが変。二軒目のスナックで何気なく連れが、
「以前いた奥さんが居ない」と話していると、隣の客が、「どうも別れた
ようで、二人は母親と姉さん。以前より度々、奥さんを叱責していたが、
あまりに酷い怒りかただった」という。不景気と嫁姑の関係で、居たたまれ
なくなったようだ。 客商売の苦労は、売り上げが良ければ、それだけで
解消するが、逆だと相打ち。駅前のチェーンに客は取られるし、この不景気、
飲屋街の居酒屋など直撃している。 何か切ない話だが、これが現実。
 ・・・・・・
3876、閑話小題
2011年11月05日(土)
  * 五ヶ月前の「次の首相」は誰か?の予測は
「文芸春秋−7月号」を図書館で借りてきたが、そこで68人の識者が次の首相
を予測していた。その中で、9、7,6票と、石破、安部、小沢の順であった。 
野田を予測していたのが政治学者の伊藤敦夫だけ。彼は野田を「安定感」と
「バランス感覚」に優れていて、他の候補と比べて、「理」に走る‘民主党臭さ」
がなく、「論破」のタイプではなく、「説得」で物事を進めていくのが、他党
との信頼関係を築く上で、最適であるとしている。その頃でも、安部とか
小沢一郎とかの名を上げている識者が多かったのに驚いてしまう。 
野田は、就任してニヶ月だが、今のところ安定した政治運営をしている。 
これを読んでみて、識者の予測のいい加減なことに驚いてしまう。現在の日本
は大震災から僅かな時間しか経っておらず、まだまだ非常事態の最中。 
まだ実務的能力が優れているのか見極めがつかないが、兎に角、1〜2年で
終わらない政権であって欲しいもの。時代の変化は激しい!
  * 最近、ちなみに感じること
 一年ほど前に、林秀彦著の「9.11・考えない・日本人」の読書日記を
書いていた。この春に大きな人生の節目を経験し、その後も、色いろ考えさせ
られることが多くあった。そのプロセスの中で見えてくるのは、この書のとおり、
「大部分の人は全く考えないということ」である。という私も、考えが足ら
なかったので、この結末を迎えてしまった。偉そうなことは言えた立場でない。 
考えるとは、目的、目標に向かう時、最短距離と、不足しているものを探す
プロセス。他にも、目的が無くとも、楽しいと思えることを探すことも、
考えることになる。 林秀彦は、アメリカの戦後占領政策の一環として、
日本人に考えさせない教育をしてきた。
(字数制限のためカット 2015年11月05日)

11月05日(木)
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